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ロシア外相がトルコ訪問へ、穀物輸出回廊で交渉

●黒海~ボスポラス海峡経由でウクライナ産品を輸出する提案 ●ロシアは条件として西側による船舶保険の制裁解除を要求 ロシアのラブロフ外相が8日、トルコを訪問する。国連とも協力しながら、黒海における貨物船航行ルートを確保し、 […]

ロシアが新車の安全・環境基準を緩和、部品不足で

●エアバッグ、ABS、シートベルト固定部品などが義務から外れる ●触媒装備の任意化により、事実上、排ガス制限なしに ロシア政府が12日、新車の安全・環境基準の時限的緩和を閣議決定していたことが、17日までに明らかになった

ウクライナ戦争、中東欧のITアウトソーシングに中期的な影響

●地政学的なリスクが顕在化、発注減など避けられない見通し ●IT人材の不足状況は変わらず、長期的には需要減少せず ITサービスや技術者の供給源として注目されてきた中東欧地域にウクライナ戦争が影を投げかけている。地政学的リ

ガスプロム、ポーランドとブルガリアへの天然ガス供給停止

●ガス代金のルーブル建て決済を拒否した国に対する初の報復 ●両国とも事態を乗り切れる見通し ロシア国営天然ガス企業のガスプロムは4月26日、ポーランドとブルガリアの天然ガス輸入業者に対し、27日から供給を全面的に停止する

台湾が中東欧投資基金を開設、資金規模2億ドル

●半導体・バイオ・電動車など様々な先端分野に資金を投じる ●投資対象は台湾と中東欧諸国の双方 台湾の政府系ベンチャーキャピタル企業、台杉投資(タイワニア・キャピタル)は25日、政府が開設する中東欧投資基金(CEEファンド

ノキア、ロシア市場から撤退

●競合エリクソンより1歩踏み込んだ格好 ●ロシアの売上比率は低く、業績見通しに影響はない 電気通信設備大手のノキアが12日、ロシアから撤退する方針を明らかにした。ウクライナ戦争が理由で、前日に同国事業を無期限で停止した競

ロシア、ITインフラで外国製ソフトウエアの使用禁止へ

●禁止は2025年から、新規導入は許可制に ●企業はロシア国内のソリューションへの変更を余儀なくされる ロシアのプーチン大統領は3月30日の政令で、2025年から重要な情報通信(IT)インフラにおける外国製ソフトの使用を

中東欧自動車産業、電動化がもたらすリスク

●EV関連の投資は西欧に集中、退行するエンジン車生産は東欧に移管 ●政府による直接的な働きかけは望めない=米識者 自動車の電動化が、チェコやスロバキアなど東欧諸国の経済に打撃を与える懸念がある。電気自動車(EV)関連の投

仏ルノー、モスクワ工場を再稼働

●ロシアは黒字確保のための重要市場 ●撤退する競合の多い中、仏政府も生産再開を支持 仏ルノーが21日、モスクワ工場の操業を再開した。ロシアのウクライナ侵攻を機に、競合の多くがロシア事業から撤退しているのと相反する動きだ。

米フォード、トルコでEVバッテリーを合弁生産

●コチ財閥、韓国SKとの3社合弁 ●年産規模は30~45GWh、国内で生産するLCVなどに搭載する計画 米フォードがトルコ複合企業のコチ・ホールディング、韓国SKイノベーションのバッテリー子会社SKオンと合弁し、トルコで

ロシア向けの半導体、インド自動車産業に供給か

●恩恵を受けるのは欧州と韓国の自動車メーカー ●延びに延びた納期の大幅な短縮につながる見込み ロシア・ウクライナ戦争が、欧州および韓国自動車メーカーのインド拠点に思いがけない恩恵をもたらしそうだ。欧州メーカーがロシア現地

米インテル、イスラエルの半導体メーカーを買収

●買収は新経営戦略「IDM 2.0」の一環、取引額は54億ドル ●イスラエル社は日本にも3工場を持つ 米インテルは15日、イスラエルの同業タワーセミコンダクタ(Tower Semiconductor)を54億米ドルで買収

ハンガリー首相が訪ロ、EUとの距離感をアピール

●両国は天然ガスの供給拡大で実質合意 ●オルバン首相はウクライナ情勢でロシアに理解示す ハンガリーのオルバン首相は1日にロシアを訪問し、同国のプーチン大統領と会談した。ウクライナ情勢をめぐってロシアと欧州連合(EU)の緊

トルコ製造業が生産停止、イラン産ガスの供給減を受け

●自動車のトファシュ、オヤック・ルノーなどに影響 ●問題発生から26日で1週間、今後の見通しは立たず イランが技術的理由でトルコ向け天然ガス輸出を減らしたのを機に、トルコ産業界へのエネルギー供給が減少し、多くの企業が生産

台湾が対リトアニア投資基金を設定、総額2億米ドル

●中国からの外交圧力が高まるリトアニアへの連帯を示す狙い ●半導体、レーザー、バイオテクノロジー分野が投資対象になる見込み 台湾は5日、対リトアニア投資及び貿易拡大を目的とした2億米ドル規模の投資基金を設定すると発表した

新たな成長モデルが求められる中東欧=WIIWレポート

●西欧へのキャッチアップ型の成功モデルは限界に ●イノベーションに基づく新しい経済モデルの創出が必要 製造業を中心に着実に成長してきた中東欧諸国が課題に直面している。最近では独フォルクスワーゲン(VW)グループがチェコ工

台湾がリトアニアに代表機関開設、初めて「台湾」を表記

●中国の反発よそに、台湾はEUとの結びつきを強化 ●リトアニアは中国に背を向ける姿勢を鮮明に 台湾は18日、事実上の大使館に当たる「台湾代表処」をリトアニアの首都ビリニュスに開設した。在欧州の台湾の代表機関の中で名称に「

中東欧、EU向け半導体部品の供給基地となるか

●EUは「欧州半導体法」を来年施行し半導体不足に対処する方針 ●安定供給には域外企業による投資受入れも重要 世界的な半導体部品不足が、欧州の製造業を悩ませている。新型コロナ禍からの景気回復に伴う需要急増を受けたもので、自

リマックとポルシェ、合弁会社が始動

●スーパーカーを超える高性能の電動ハイパーカーを生み出す ●CEOはマテ・リマック氏が兼任 電動スーパーカーを製造するクロアチアの新興企業リマック・オートモビリは2日、独フォルクスワーゲン(VW)傘下のポルシェと設立した

中東欧諸国、台湾との関係を強化

●チェコ、スロバキア、リトアニアの3カ国を経済視察団が訪問 ●3国は中国の空約束に失望、台湾への強硬姿勢にも反感 台湾経済視察団が先月20日から30日にかけ、チェコ、スロバキア、リトアニアの3カ国を訪問した。期待していた

東欧諸国で新型コロナ流行が深刻化、各国で抑制策を再導入

●ブルガリアでは「グリーンカード」の提示が義務化 ●患者数急増のバルト3国ではリトアニアがロックダウンを実施 東欧諸国で新型コロナウイルス感染者が急増している。医療崩壊を防ぐため、各国政府が再び感染抑制策を導入しつつある

中東欧諸国、欧州委に原発の重要性アピール

●クリーンで安定供給が可能な原発の必要性を主張 ●EUでは原発関連技術が「グリーン税制」の対象とならず 欧州連合(EU)加盟国のうち原子力発電を推進する中東欧諸国などが、原発の重要性をアピールするため欧州委員会に送付した

独VWの東欧セル工場、立地決定は来年上半期

●立地候補はハンガリー、ポーランド、スロバキア、チェコ ●チェコではシュコダ自を介してeモビリティ振興で協力 欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は11日、東欧に設置する電動車(EV)向け二次電池セルの工場立地

ロシア政府、ソーシャルメディア監視ソフトを導入

●「若者が自身や他者に危害を与えることを防ぐ目的」と説明 ●政府は「青少年保護」を理由にインターネットの監視を強化 ロシア政府は4日、ソーシャルメディアを監視するソフトの運用を開始したと発表した。銃乱射事件が増加している

リトアニア、中国製スマホの使用中止を勧告

●「チベット、台湾、民主」といった言葉の検閲機能を発見 ●調査対象の中ではファーウェイとシャオミのモデルに問題 リトアニア防衛省は21日、消費者に対し、中国製スマートフォンを買わないよう呼びかけた。政府による調査の結果、

トルコ中銀、デジタル通貨の実証試験で提携

●現行の決済インフラの補完的システムという観点から調査 ●試験結果は来年発表の予定 中央銀行デジタル通貨(CBDC)の研究開発プロジェクトに取り組むトルコ中央銀行(CBRT)は15日、実証試験に向けて、国内の情報通信技術

ヤンデックス、年内にモスクワで完全自動運転車の試験開始

●無人タクシー実用化に向けた最初のステップ ●年内の法改正を経て、公道走行の規制が解除される見通し ロシアIT大手のヤンデックスは8日、完全自動運転車の公道走行試験を年内にモスクワ市内で開始すると発表した。同社が事業化を

ポーランド社が独リンデと提携、廃プラから水素を抽出

●1日40トンの廃プラを材料に、水素を3トン生産する計画 ●廃プラの合成ガスへの変換には英社の技術を使用 ポーランドの水素技術企業ハイドロジェン・ユートピア・インターナショナル(HUI)は5日、プラスチック廃棄物から水素

EC大手のトレンドヨル、トルコ初のデカコーンに

●中国アリババ傘下の同社は2023年にIPOを計画 ●欧州27カ国で事業を行い、GMVは今年100億ドルへ増加の見通し トルコの電子商取引(EC)最大手トレンドヨルは9日、米ゼネラル・アトランティックやソフトバンクなど著

西バルカン3カ国が市場統合で合意、EUとの格差を縮める狙い

●貿易・物流の増加、金融市場規制の枠組み共通化に取り組む ●北マケドニア、セルビア、アルバニアのEU加盟は遅れている 北マケドニアのペンダロフスキ大統領は7月29日、首都スコピエで開催された経済フォーラムへの出席を目的に

チェコ政府がCEZと提携、リチウムイオン電池生産で

●年40~55GWを生産する計画、初期投資額は約19.4億ユーロに ●欧州最大のリチウム鉱床を持つチェコ、需要増で開発加速か チェコ政府は27日、国有電力大手CEZとリチウムイオン電池工場の設置で提携する覚書を交わした。

チェコ政府がCEZと提携、リチウムイオン電池生産で

●年40~55GWを生産する計画、初期投資額は約19.4億ユーロに ●欧州最大のリチウム鉱床を持つチェコ、需要増で開発加速か チェコ政府は27日、国有電力大手CEZとリチウムイオン電池工場の設置で提携する覚書を交わした。

チェコ政府がCEZと提携、リチウムイオン電池生産で

●年40~55GWを生産する計画、初期投資額は約19.4億ユーロに ●欧州最大のリチウム鉱床を持つチェコ、需要増で開発加速か チェコ政府は27日、国有電力大手CEZとリチウムイオン電池工場の設置で提携する覚書を交わした。

石油大手オルレン、自社用SMRの導入で化学企業と提携

●日立GEのSMR「BWRX-300」の設置を目指す ●SMRは水素生産のための電力源としても利用 ポーランド石油大手のオルレンは6月29日、グループのプラントが自社用発電設備として小型原子炉(SMR)を導入するプロジェ

シュコダ自、新長期戦略を発表

●完全EV3モデルを投入し、欧州販売数で5位以内を狙う ●電動化・デジタル化への対応と、管理職への女性登用も進める 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が24日、2030年に向けた新長期戦略「ネ

ファイルシステムのタクセラ、ハンガリー宇宙企業と提携

●ハンガリーのプリ社が進める「月タイムカプセル計画」で ●月開発関連プロジェクトを通じてノウハウの深化を図る。 フィンランドのファイルシステム大手タクセラ(Tuxera)は今月初め、ハンガリーのプリ・スペーステクノロジー

ロシア政府、EV・FCV開発に105億ドル拠出

●2030年までに電動車の普及数を150万台に ●22年の電動車の市場シェアは1.7%に拡大の予想 ロシア政府が電動車の開発促進に乗り出す。現地紙『ベドモスチ』が先ごろ報じたもので、電気自動車(EV)と燃料電池自動車(F

トルコ物流テックのオプティヨル、81万ドル調達

●米フォードのトルコ合弁フォード・オトサンが出資 ●物流プロセス最適化のソリューションを提供 トルコの物流ソフトスタートアップ企業、オプティヨル(Optiyol)はこのほど2回目のシード期資金調達を行い、81万ドルを確保

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