マクロ経済

1月輸入物価、15カ月ぶりに上昇

ドイツ連邦統計局が1日発表した2010年1月の輸入物価指数は前年同月比プラス1.4%となり、08年10月以来15カ月ぶりに上昇した。エネルギー価格が11.3%上がり全体を押し上げた格好で、原油と石油製品を除いたコアの同物 […]

インフレ率、2月は0.4%に低下

連邦統計局が2月26日発表した同月の消費者物価指数(一部の州のデータに基づく速報値)は前年同月比プラス0.4%で、インフレ率は1月の0.8%から低下した。食料品の価格が州により0.1~2.1%下がったことが大きい。石油製

Manroland AG―スイス同業WIFAG買収で基本合意―

印刷機械大手の独Manroland(オッフェンバッハ)は2月26日、スイスの同業WIFAGを買収することで基本合意したと発表した。印刷機械業界は経済危機の直撃を受け再編の機運が高まっており、Manrolandは今回の取引

ギリシャに最大250億ユーロ支援? 欧州委は否定

欧州委員会は2月22日、ユーロ参加国が財政危機に直面するギリシャに対する最大250億ユーロの支援を検討中との報道について、「ギリシャがなんらの金融支援も要請しておらず、そのような計画はない」と否定した。ただ、水面下でドイ

2月のユーロ圏景況感、11カ月ぶり悪化

欧州委員会が2月25日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は95.9で、前月の96から0.1ポイント低下した。ESIの低下は11カ月ぶり。景気回復が力強さを欠いていることを浮き彫りにした格好で、欧州

1月のユーロ圏インフレ率、確定値も1%

EU統計局ユーロスタットが2月26日発表した1月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率は速報値と同じ前年同月比1%で、前月の0.9%から拡大した。これは09年2月以来の高水準。エネルギーの上昇率が前月の1.8%か

12月のユーロ製造業新規受注、17カ月ぶりプラス

EU統計局ユーロスタットが2月24日発表した2009年12月の製造業受注統計によると、ユーロ圏の新規受注は前年同月比9.5%増となり、08年7月以来17カ月ぶりに伸びを記録した。フランスで新車買い替え補助制度が弾みとなっ

ポーランド鉱工業生産、3カ月連続で上昇

ポーランド経済の回復が軌道に乗ってきたようだ。中央統計局が18日発表した2010年1月の鉱工業生産は前年同月比8.5%増で、昨年12月の同7.4%増を上回る勢いを見せて3カ月連続で上昇した。ブルームバーグが聞いたエコノミ

CSSD、財政安定協定を提案

チェコの最大野党、社会民主党(CSSD)のパロウベク党首は16日、財政安定協定を提案し、他党に署名を求めたことを明らかにした。財政赤字を段階的に縮小し、2018年までに収支均衡を達成することを目標に掲げている。 \ 今回

金属業界で新労使協定、雇用維持を最優先

独ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州の金属業界(電機・自動車・機械など)の労使代表は18日、新しい協定で合意した。戦後最悪の不況を受け、従業員の雇用維持を最優先させた内容。金属雇用者団体ゲザムトメタルと金属労組

IMF、ラトビア向け融資を承認

国際通貨基金(IMF)は17日、理事会がラトビア向けの2億30万ユーロの融資実行を承認したと発表した。2008年12月に承認した総額17億ユーロの融資枠からの3回目の資金供与となる。 \ 声明によると、理事会はラトビアが

企業の事業見通し、「良い」が「悪い」上回る

独商工会議所連合会(DIHK)は17日、会員企業を対象に実施した年初景況感アンケート調査(正確には昨年12月~今年1月に実施)の結果を発表した。事業の現状、今後の見通しなどすべての項目で回復傾向が強まっており、DIHKの

ロシア中銀が利下げ、金利は過去最低を更新

ロシア中央銀行は19日、主要政策金利を0.25%ずつ引き下げると発表した。中銀の利下げは昨年4月以来11回目で、各金利は過去最低を更新した。中銀は「鉱工業生産が上向くなど良い兆しもあるが、投資や金融機関の貸し出し、雇用は

独企業景況感11カ月ぶりに悪化

Ifo経済研究所が23日発表した2010年2月のドイツ企業景況感指数は95.2となり、前月の95.8から0.6ポイント低下した。同指数の悪化は09年3月以来11カ月ぶり。小売業で景況感が特に冷え込み、全体の足を強く引っ張

政府が外国直接投資の環境改善に着手、09年FDIは44%減

ロシア政府が外国直接投資(FDI)の環境改善に本腰を入れる姿勢を見せている。イーゴリ・シュワロフ第一副首相は、投資銀行大手トロイカ・ディアローグが先ごろモスクワで開催した投資家会議で、外資による投資を国内企業と同様に扱う

独生産者物価、1月は下落幅3.4%に

連邦統計局が19日発表した2010年1月の独生産者物価指数は前年同月比で3.4%低下した。エネルギー価格が8.3%下がり、全体を押し下げた格好。エネルギーを除いたコアの物価変動率はマイナス1.2%だった。生産者物価の下落

1月の鉱工業生産、7.8%増

ロシア国家統計局(ロススタット)が15日発表した1月の鉱工業生産は前年同月比で7.8%増となり、3カ月連続で前年を上回った。世界的に景気が回復し、石油などコモディティー需要が増加していることが貢献した。前月比では20.4

ロシア小売売上高、1月は1年ぶり上昇

ロシア国家統計局が18日発表した1月の小売売上高は、前年同月比0.3%増加した。前年同月比でプラスとなったのは1年ぶり。インフレが抑制された一方、可処分所得が増え、市場予測の1.3%減を上回った。政府は今年通期で前年比3

2月のユーロ圏消費者景況感、11カ月ぶり悪化

欧州委員会が18日発表したユーロ圏の2月の消費者景況感指数はマイナス17.4となり、前月の15.8から1.6ポイント低下した。同指数の低下は11カ月ぶり。ユーロ圏は景気後退局面を脱したものの、雇用悪化が続いていることなど

ユーロ圏貿易収支、09年は黒字転換

EU統計局ユーロスタットが17日発表した2009年の貿易収支統計(速報値、季節調整前)によると、ユーロ圏は223億ユーロの黒字となり、過去最悪の赤字(547億ユーロ)だった前年から回復した。輸出が前年比18%減の1兆2,

ユーロ圏建設業、12月生産高は3%減

EU統計局ユーロスタットが17日発表したユーロ圏の2009年12月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比3.1%減となり、下げ幅は前月の6.8%から縮小したものの22カ月連続で落ち込んだ。(表参照) \ 分野

ラトビアの第4四半期GDP、17.7%減

ラトビア中央統計局が9日発表した2009年10-12月期(第4四半期)の国内総生産(GDP)成長率(速報値)は前年同期比マイナス17.7%となり、下げ幅は第3四半期の19.0%から縮小した。前期比では2.4%のプラスで、

独卸売物価、1月は1.9%上昇

連邦統計局が11日発表した2010年1月のドイツ卸売物価指数は前年同月比プラス1.9%となり、2カ月連続で上昇した。石油製品・石炭類が15.5%上がり、全体を押し上げた格好。鉱石・金属・金属半製品は11.1%低下した。農

中東欧3カ国、10-12月期経済成長が市場予測下回る

ポーランドを除く中東欧5カ国(チェコ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア)は12日、2009年10-12月期の国内総生産(GDP)成長率を発表した。チェコ、ルーマニア、ブルガリアは市場予測を大幅に下回り、予測

ポーランド、「収れん計画」でユーロ導入時期明示せず

ポーランド政府は8日、ユーロ導入への道筋を示す「経済収れん計画」をまとめ、EUの欧州委員会に提出した。この中で政府は、国内総生産(GDP)比の単年度財政赤字を、今年の6.9%から2012年にユーロ導入の基準値である3.0

1月インフレ率、前年同月比6.4%

ハンガリー中央統計局が12日発表した2010年1月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比6.4%となり、前月の5.6%から大きく上昇した。インフレ率の上昇は3カ月連続。前月比では1.4%となった。 \ 市場予測は前

09年貿易収支、黒字が大幅増に

チェコ統計局がこのほど発表した2009年の貿易収支は1,532億コルナの黒字となり、黒字幅は08年から859億コルナ拡大した。経済危機の影響で輸出が前年から14.1%落ち込んだものの、輸入の減少幅が輸出を上回る18.1%

ギリシャ財政問題でユーロの先行きに懸念

ギリシャの財政赤字問題を受け欧州単一通貨ユーロが1999年の導入後初の大きな試練に直面している。同国のデフォルト(債務不履行)懸念や、スペイン、ポルトガルなど財政が悪化している他のユーロ加盟国にも飛び火するとの観測が市場

チェコ失業率、1月は9.8%

チェコ労働社会省が8日発表した1月の失業率は9.8%と前月から0.6ポイント悪化し、2005年1月以降で最悪の水準となった。1月末時点の求職者数は57万4,2261万3,654人で、前月末から3万5,090人増加した。男

独経済減速、09年第4四半期はゼロ成長に

連邦統計局が12日発表した2009年第4四半期(10~12月)の独国内総生産(GDP)成長率は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比プラマイゼロとなり、同年第2四半期から2四半期続いたプラス成長はひとまず終止符を打

ルーマニアの1月失業率、8.1%

ルーマニア国家雇用庁が9日発表した1月の失業率は8.1%と、前月から0.3ポイント、前年同月から3.2ポイントそれぞれ悪化した。失業者数は74万982人で、前月から3万1,599人増加。うち民間部門が60万5,371人を

企業倒産件数、2010年は記録更新も

信用調査機関クレジットリフォームは10日、ドイツの企業倒産件数が今年4万件を突破し、2003年に記録した過去最高(3万9,320件)を更新する可能性があるとの見方を明らかにした。企業の資金繰りが厳しくなり支払い遅延が増加

ユーロ圏の10-12月期成長率、前期比0.1%に減速

EU統計局ユーロスタットが12日発表した2009年10-12月期のユーロ圏16カ国の域内総生産(GDP、実質ベースの速報値)は前期比0.1%増となり、2四半期連続でプラス成長となった。ただ、最大の経済国であるドイツがゼロ

中欧3カ国製造業の回復、減速も

英金融大手HSBCはこのほど、ポーランド、ハンガリー、チェコの中欧3カ国の製造業について、「緩やかに回復に向かうものの、その道のりは平坦ではない」との見通しを示した。主要輸出先である西欧諸国で、景気刺激策の効果が予想より

ハンガリー2009年貿易収支、体制転換以来初の黒字

ハンガリー中央統計局は9日、2009年通期の貿易収支が45億7,000万ユーロの黒字になったと発表した。同国の貿易黒字は1990年の民主化以降、初めて。CIB銀行のエコノミスト、Barta氏は今年の見通しについて「内需が

12月鉱工業生産、前月比5.7%減

ハンガリー中央統計局が5日発表した2009年12月の鉱工業生産(季節調整済み、速報値)は前年同月比1.4%減だった。減少幅は2008年8月以来最小となったが、ブルームバーグが実施した8人のアナリストによる予測中央値プラス

09年国内投資額、前年比100億コルナ減に

チェコ投資庁(CzechInvest)は3日、2009年の国内投資額が前年から100億コルナ減り、170億コルナになったと発表した。投資プロジェクトの件数も213件から186件に減少。昨年半ばから投資家の関心が大幅に減退

09年企業倒産16%増に、上げ幅は西欧平均下回る

信用調査機関のクレジットリフォームが3日発表した欧州倒産レポートによると、2009年の独企業倒産件数は3万4,300件で、前年から16.0%増加した。戦後最悪の不況の影響で増加率は08年の同1.5%から大幅に膨らんだもの

ルーマニア中銀が0.5%利下げ、金利7%に

ルーマニア中央銀行(BNR)は3日、政策金利を0.5ポイント引き下げ年7%にすると決定した。BNRの利下げは2カ月連続で、2007年6~10月まで続いた過去最低水準に並んだ。預金準備率はレウ建て15%、外貨建て25%を据

独製造業売上、09年は17%減に

連邦統計局が8日発表した2009年通期の独製造業売上は営業日数調整後の実質で前年から17.0%減少した。ロイター通信によると、減少幅は過去最大。国外売上が20.5%、国内も13.9%落ち込んだ。 \ 一方、09年12月の

IMF、セルビア公務員改革の遅れを懸念

国際通貨基金(IMF)のBogdan Lissovolikセルビア駐在代表はこのほど、セルビア政府の公務員改革が予定より遅れ、「融資協定から逸脱している」と懸念を表明した。一部メディアは、IMFがセルビアへの金融支援を凍

製造業受注、12月は大幅減に

連邦経済省が4日発表した2009年12月のドイツ製造業受注高は前月比で実質2.3%減少し、2.7%増となった前月から大幅に悪化した。下落幅は同年2月以来最大。国外受注が3.2%、国内も同1.4%落ち込んだ。同省は需要の回

09年独輸出18.4%減、下落幅は戦後最大に

ドイツ連邦統計局が9日発表した2009年の同国の輸出高は8,032億ユーロで、前年から18.4%減少した。輸入も17.2%減の6,671億ユーロと大幅に後退しており、輸出入の縮小幅はともに同庁が貿易統計を開始した1950

操短と労働時口座の活用で120万人の雇用維持

連邦雇用庁(BA)傘下の労働市場・職業研究所(IAB)によると、ドイツの被用者1人当たりの年間労働時間は昨年1,309時間となり、前年から3.2%(43.5時間)減少した。不況を受け労働時間を短縮する企業が大幅に増えたこ

欧州中銀が金利据え置き

欧州中央銀行(ECB)は4日の定例政策理事会で、ユーロ圏16カ国に適用される最重要政策金利を現行の年1.0%に据え置くことを決めた。金利据え置きは9カ月連続。トリシェ総裁は理事会後の記者会見で、ユーロ圏の景気は回復に向か

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