企業情報

TUI―英子会社TUIトラベルと合併へ―

旅行大手の独TUI(ハノーバー)は6月27日、英子会社TUIトラベルを吸収合併することで合意したと発表した。合併により、シナジー効果を引き出す考え。TUIは現在、同子会社に54.48%出資している。 合併は株式交換方式で […]

ABB―鉄骨構造部門を売却―

欧州エンジニアリング大手のABB(スイス・チューリヒ)は6月27日、鉄骨構造部門のマイヤー・スチール・インダストリーズを米トリニティ・インダストリーズに売却することで合意したと発表した。売却額は6億ドル。 マイヤー・スチ

ルフトハンザ―長距離LCCの投入検討か―

航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)が長距離路線を対象とした格安航空ブランド(LCC)の投入を検討しているもようだ。社内情報として6月30日付『ハンデルスブラット』紙が報じた。同社はメディアの問い合わせに回答を控え

ティッセンクルップ―スウェーデンの軍用船事業売却―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン) は6月29日、スウェーデンの軍用船子会社ティッセンクルップ・マリン・システムズ ABを現地の軍需大手サーブに売却することで合意したと発表した。軍用船を全面的に自国で開発・

メトロ―トルコ子会社を売却―

流通大手の独メトロは6月30日、郊外型大型店部門「レアル」のトルコ事業を現地事業家に売却することで合意したと発表した。レアルの事業を収益力のあるドイツ本国に絞り込む方針に沿った措置で、トルコの店舗、計12カ所をすべて譲渡

ダイムラー―高級小型車を日産と共同生産、メキシコで―

資本提携している独自動車大手ダイムラー(シュツットガルト)は6月27日、日産自動車とメキシコに合弁会社を設立し、小型高級車を共同生産すると発表した。投資額は計10億ユーロ。両社は協力関係を拡大し、ついに高級車の生産でも提

フォルクスワーゲン―ポルトガルに6.8億ユーロ投資―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は6月25日、ポルトガルへの投資計画を発表した。新しいモジュール生産システムMQBの投入に向けて生産設備の近代化などを行う意向で、2018年までに総額6億7,70

フィリップス―LED部品・自動車照明事業を分社化―

電機大手の蘭フィリップス(アムステルダム)は6月30日、LED部品、自動車照明事業の分社化方針を発表した。収益力強化に向けた取り組みの一環。新設する会社には外部の投資家の出資を仰ぎ、合弁とする考えだ。今後は照明分野の経営

ダイアログ・セミコンダクター―墺社と合併協議―

半導体製造の独ダイアログ・セミコンダクターは6月26日、墺AMSとの合併に向けて協議している事実を明らかにした。英『ファイナンシャル・タイムズ(FT)』紙の報道を追認したもので、対等合併を目指している。交渉は初期段階にあ

エボニック―事業部門の自立性強化へ―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は6月26日、取締役会が作成した組織再編計画を監査役会に提出したと発表した。各事業部門の自立性を高めることで、市場・顧客のニーズにきめ細かく対応できるようにするとともに、事業効率を向

BASF―スチレン樹脂合弁から撤退―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月30日、スチレン樹脂合弁会社スチロリューションの資本50%を共同出資者の英イネオスに売却し、同合弁から撤退すると発表した。取引金額は11億ユーロで、売却手続きは独禁当

メルク―液晶窓開発のピーア+を完全買収―

化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は6月30日、液晶窓の開発を手がける蘭子会社ピーア+(Peer+)の資本30%を取得し、7月1日付で完全子会社化すると発表した。液晶の新たな用途を開拓する戦略に沿った措置。取引金額は

メルク―次世代抗がん剤開発で米メルサナと提携―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は6月24日、次世代抗がん剤の開発に向けて医薬品開発の米メルサナ・セラピューティックスと提携すると発表した。メルサナが持つ「フレキシマー」技術を用いて抗体薬物複合体(ADC)を共同開

メルツ―美容医療機器メーカー買収―

独製薬大手のメルツ(フランクフルト)は6月26日、米国の美容医療機器メーカー、ウルセラを買収することで合意したと発表した。美容事業の強化戦略に沿った措置。取引金額は最大6億ドルで、同社史上、最大の買収となる。買収手続きは

フレゼニウス・メディカル・ケア―米で買収―

総合医療大手の独フレゼニウスは6月27日、人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホンブルク)が米国で計2件の買収を行うと発表した。現地事業の幅を広げる狙い。 勤務医のネットワークであるサウンド・イ

GFTテクノロジーズ―英同業買収―

金融業界向けITサービスの独GFTテクノロジーズ(シュツットガルト)は6月26日、英国の同業ルール・ファイナンシャルを買収すると発表した。ルール・ファイナンシャルは投資銀行向けサービスに強く、GFTは今回の買収により、英

アディダス―W杯用品の販売記録更新―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)は6月24日、サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会に関連した製品の販売が好調だと発表した。公式球「ブラズーカ」の販売数は1,400万個を超え、2010年の前

コッペンラート・ウント・ヴィーゼ―身売りへ―

冷凍ケーキ・パンの大手メーカー、コッペンラート・ウント・ヴィーゼ(Coppenrath & Wiese、オスナブリュック)が自社売却を決定したことが分かった。創業者の死去を受けた措置で、競合ドクター・エトカーが

Volkswagen AG―米国でSUV生産か―

自動車大手の独Volkswagen(VW、ヴォルフスブルク)が米国でのSUV生産を検討しているもようだ。20日付『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が報じたもので、近く正式決定する見通しという。 VWの米国生産

BMW―華晨汽車との合弁更新、28年まで―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)が中国同業・華晨汽車(Brilliance)との合弁契約を2028年まで延長した。23日付『ヴェルト』紙が同社への問い合わせをもとに報じた。現行契約は18年で失効する。フリードリヒ・アイ

BMW―年コスト30億~40億ユーロ圧縮か―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)がコスト削減策の実施を計画しているもようだ。社内情報として経済誌『マネージャー・マガチン』が18日報じたもので、2020年までに年間コストを少なくとも30億~40億ユーロ圧縮する考えとい

Merck KGaA―小野製薬とのライセンス契約解消―

製薬大手の独Merck(ダルムシュタット)は17日、多発性硬化症(MS)治療薬の分野で小野製薬と結んだライセンス契約の解消で合意したと発表した。市場環境が大きく変化したことなどを踏まえた措置で、開発を続けるにはリスクが大

Dermapharm AG―身売りか―

独製薬会社Dermapharm(グリュンヴァルト)が自社売却の可能性を模索しているとの観測が出ている。23日付『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が業界情報として報じたもので、すでに複数の投資会社が財務を閲覧し

Mahle GmbH―スロベニア国営企業買収―

自動車部品大手の独Mahle(シュツットガルト)は23日、スロベニアの国営電子部品メーカー、Letrikaの資本54%を取得し傘下に収めることで合意したと発表した。電気自動車(EV)の需要が将来的に高まる見通しを踏まえ、

EnBW―評価損15億ユーロ計上へ、電力価格下落で―

独電力大手のEnBW(カールスルーエ)は24日、2014年6月中間期決算で、評価損15億ユーロを計上する見通しを明らかにした。電力価格の低下を背景に発電所の稼働率が低下しているうえ、状況改善の見通しも立たないため、発電所

WMF AG―上場廃止に向けTOB―

投資大手のKKRは19日、傘下の独キッチン用品メーカーWMF(ガイスリンゲン)の上場廃止計画を発表した。株式公開買い付け(TOB)を行ったうえで、第2位株主のFibaと共同で持ち株会社を設立。Fibaと合わせて90%以上

Axel Springer SE―検索サイトのスタートアップに出資―

メディア大手の独Axel Springer(ベルリン)は19日、フランスの検索サイト会社Qwant.comに20%出資したと発表した。プリントメディア市場の縮小とそれに伴う3行広告市場の縮小を受けてインターネット事業を強

Henry Lambertz GmbH & Co. KG―中堅同業を買収―

独焼き菓子大手のLambertzは19日、ドレスデンの同業Dr. Quendtを買収すると発表した。Lambertzは地元アーヘンの焼き菓子アーヘナー・プリンテンと、ニュルンベルクの焼き菓子レープクーヘン分野ですでに有力

Douglas Holding AG―香水販売部門にIPO観測―

独小売大手Douglas Holding(ハーゲン)の香水販売部門Douglasが来年にも新規株式公開(IPO)を実施するとの観測が浮上している。同部門の業績が極めて好調なことから、Douglas Holdingの過半数

Choice Hotels International―独事業強化へ―

ホテル大手の米Choice Hotels Internationalがドイツ事業を強化する。欧州市場の開拓戦略の一環。ドイツは外国人旅行者の数が増えているうえ、経済の堅調を背景に消費支出も伸びていることから、重点的にチェ

Bilfinger SE―英不動産コンサルティング会社を買収―

建設大手の独Bilfinger(マンハイム)は23日、英国の不動産コンサルティング会社GVAを完全買収すると発表した。すでにGVAの出資者(約300人)の99%が買収提案に応じており、残りの出資者を対象にスクイズアウト(

Ergo Versicherungsgruppe AG―シンガポール同業買収―

保険大手の独Ergo(デュッセルドルフ)は20日、シンガポールの損害保険会社SHC Insuranceを買収することで合意したと発表した。東南アジア市場で存在感を高める戦略に基づく措置で、今後はシンガポールを同市場のハブ

Sberbank―独市場参入へ―

ロシア最大手銀行の国営Sberbank(ロシア貯蓄銀行)がドイツ市場に参入する。欧州事業の統括責任者であるマーク・アーノルド氏が12日明らかにしたもので、今夏にも「Sberbank Direct」ブランドでダイレクトバン

Tesla ―EV開発促進に向けBMWと協議―

米電気自動車(EV)メーカーのTeslaと独自動車大手のBMWは11日、EV開発を国際的に前進させる目的で協議した。BMWへの問い合わせをもとにロイター通信が13日、報じたもので、ドイツの高速充電網拡充のほか、知財権のオ

BMW―中国合弁、初のEVを市場投入―

BMWが中国・華晨中国汽車(Brilliance)と共同で立ち上げた電気自動車(EV)ブランド「之諾(Zinoro)」の初のモデル「Zinoro 1E」が近日中に市場投入される。同車はBMWの「X1」をベースに開発された

Schumag AG―中国企業が買収―

経営難の独精密部品メーカーSchumag(アーヘン)は10日、中国の複合企業であるMeikaiグループのオーナーがミュンヘンに拠点を置く投資会社Blitz 14-69を通して同社を買収すると発表した。Blitz 14-6

Hella KGaA Hueck & Co.―今秋IPOか―

独自動車照明・電子部品大手のHella(リップシュタット)が新規株式公開(IPO)を検討しているとの観測が浮上している。経済誌『ヴィルツシャフトボッヘ』などが報じたもので、今秋にも株式市場にデビューする可能性があるという

Trumpf GmbH + Co. KG―医療機器事業を米Hill-Romに売却―

工作機械大手の独Trumpf(ディッチンゲン)は16日、医療機器事業を米国の医療機器メーカーHill-Romに売却することで合意したと発表した。同事業はTrumpfの他事業とのシナジー効果が小さいうえ、再編が進む当該市場

Manz AG―リチウムイオン電池生産ラインを受注―

独機械大手のManz(ロイトリンゲン)は10日、リチウムイオン電池の製造ラインを受注功したと発表した。受注規模は千万ユーロのケタ台の前半で、個々の案件では同社史上最大という。 今回受注したのはスマートフォンやタブレットの

三井化学アグロ―BASFと開発提携、殺虫剤分野で―

三井化学アグロは11日、殺虫剤分野で独BASFと独占開発・ライセンス契約を締結したと発表した。三井化学アグロが見出した新規殺虫剤「MCI-8007」について、日本など一部の国を除く世界的な独占商業化権をBASFに付与する

BASF SE―米国の農薬部門に投資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は11日、米国の農薬事業に2億ユーロ(2億7,000万ドル)を投資すると発表した。同社製除草剤の需要拡大に対応することが狙い。テキサス州ボーモント工場の生産能力を拡大するほ

Minimax GmbH & Co. KG―投資会社が売却―

欧州投資会社IK Investment Partnersは12日、傘下の独消火器メーカーMinimax(バート・オールデスロー)の資本68%を投資会社Kirkbi(デンマーク)とIntermediate Capital

Actelion Ltd―肺高血圧治療薬のフェーズ3で成果―

スイスのバイオ製薬大手Actelion(アルシュヴィル)は16日、肺動脈性肺高血圧(PAH)治療薬「Selexipag(開発記号:NS-304)」の第3相臨床試験(フェーズ3)で有意義な成果が出たと発表した。今後は販売許

Guetermann GmbH―米同業A&Eが買収―

縫糸メーカーの独Guetermann(グータハ)は16日の出資者集会で、米同業American & Efird(A&E)への自社売却案を承認した。ドイツの独禁当局はすでに取引を承認しており、売却手続き

Deutsche Lufthansa AG―業績予想を下方修正―

航空大手の独Lufthansa(フランクフルト)は11日、2014年の業績見通しを引き下げた。主力の欧州・北米路線の競争激化と、4月のパイロットストライキが響いているためで、営業利益を従来予測の13億~15億ユーロから約

Commerzbank AG―日・スペインなどの不動産融資債権売却―

独2位銀行のCommerzbank(フランクフルト)は11日、日本、スペインおよびポルトガルの業務用不動産(CRE)融資債権を総額51億ユーロで売却すると発表した。財務の健全化に向けた取り組みの一環で、日本のCRE融資債

Commerzbank AG―仏・西同業が買収検討か―

独2位銀行Commerzbank(フランクフルト)の買収を、フランス同業のSociete Generale(SocGen)とスペイン同業のSantanderが検討しているとの観測が浮上している。スイスの経済誌『ビランツ』

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