EU国債の格付け禁止、欧州議会で提案か
欧州議会が、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)など格付け会社がEU加盟国の国債の格付けを行うことを制限する方向で動き出している。ロイター通信が8日報じたもので、格付けを望まない国の格付けを禁止するルールの […]
欧州議会が、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)など格付け会社がEU加盟国の国債の格付けを行うことを制限する方向で動き出している。ロイター通信が8日報じたもので、格付けを望まない国の格付けを禁止するルールの […]
チェコ政府は25日の閣議で、EUの合意に沿って国際通貨基金(IMF)に15億ユーロを追加拠出することを決めた。チェコ中央銀行の外貨準備から、融資の形で提供する。 \ EUは12月の首脳会議で、ユーロ圏の信用不安に対するI
欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)、欧州復興開発銀行(EBRD)が中東欧地域で大規模な信用収縮が起きる事態に備えて、支援の準備に動いている。欧州銀行監督機構(EBA)が求める資本増強を達成するために、西欧の金融機関
ポーランドのロストフスキ財務相は先ごろ、一連の財政再建策の実施によって、財政赤字をユーロ加盟基準の対国内総生産(GDP)比3%以下に削減できるとの見通しを示した。 \ 同財務相は先ごろ欧州連合(EU)欧州委員会のレーン委
チェコ政府は19日、欧州連合(EU)の「新財政協定」への参加の是非を国民投票で問うことを閣議決定した。ユーロ導入の是非をめぐる国民投票と組み合わせて実施することも検討している。国民投票には連立与党である「TOP 09」が
欧州連合(EU)の欧州委員会が導入を提案している金融取引税について、チェコのジデク副外相はこのほど、反対の立場を明確にした。同税が「無用な犠牲を強いることになり、経済成長の妨げとなる」との見方だ。19日付の独地方紙『ライ
ルーマニアで財政緊縮政策と同政策を進める大統領に対する国民の不満が高まっている。政府の医療制度改革案に反対してアラファト保健相事務次官が10日辞任したことを機に、同次官の支持者が抗議行動を展開。これが全国に広がり、バセス
国際通貨基金(IMF)は18日、ユーロ圏の信用不安に対応するため、融資能力を最大5,000億米ドル増強することを目指す意向を表明した。すでにEUが総額1,500億ユーロ(約1,920億ドル)を拠出することを決めており、残
欧州連合(EU)の欧州中央銀行(ECB)は12日の定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年1%に据え置くことを決めた。信用不安などによる景気後退懸念を受けて、2カ月連続で利下げを実施し、量的
欧州中央銀行(ECB)は12日の定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年1%に据え置くことを決めた。ECBは信用不安などによる景気後退懸念を受けて、2カ月連続で利下げを実施し、量的緩和も拡大
EUは9日、財政危機に陥ったユーロ参加国に緊急金融支援を行う「欧州金融安定基金(EFSF)」が同日実施したアイルランド、ポルトガル支援に向けた起債で総額30億ユーロを調達したと発表した。ドイツなどの高い信用力に裏打ちされ
ハンガリー政府は5日、欧州連合(EU)などとの融資交渉に「無条件で臨む」姿勢を明確にした。信用不安の拡大を食い止めるためにもEUや国際通貨基金(IMF)の融資枠を確保するのが賢明と判断したもようで、年初に発効した新憲法な
チェコ財務省はこのほど、2012年の国債発行計画を発表した。発行額は総額1,013億コルナで、財政赤字の一部を賄う。 \ 財務省によると、この国債発行計画は12年の財政赤字目標を1,050億コルナとした政府予算案に基づい
EU加盟国の財務相は19日に行った電話協議で、国際通貨基金(IMF)にユーロ圏が追加で総額1,500億ユーロを拠出することで合意した。EUの非ユーロ圏10カ国のうちスウェーデン、ポーランドなど4カ国も追加拠出に応じる。し
欧州中央銀行(ECB)が21日実施した3年物資金の供給オペ(公開市場操作)にユーロ圏の523銀行が応札した。応札の総額は4,892億ユーロで、ECBは全額を供給する。ECBによる1回のオペでの供給としては過去最高額となる
EUのファンロンパイ大統領(欧州理事会常任議長)は20日、臨時のEU首脳会議を来年1月30日に開催すると発表した。金融の安定と雇用対策について話し合う。金融では、財政規律強化に向けた新条約が主要議題となるもようだ。 \
スウェーデン中央銀行は20日、政策金利を現行の2%から0.25ポイント引き下げ、1.75%にすると発表した。ユーロ圏の債務危機が国内経済にも悪影響を及ぼすことが避けられない情勢となったことを受けたもの。2009年7月以来
EUは16日、英国を除くEU26カ国が参加を予定している財政規律強化に向けた新条約の原案を各国に送付した。ユーロ圏9カ国が批准した時点で発効とすることなどを柱とする内容。来年3月の署名を目指し、今週から協議に入る。 \
EUと国際通貨基金(IMF)は16日、ハンガリーへの金融支援に関する事前協議を中断した。同国政府が中央銀行の独立性を制限する法案の採択を目指している点を問題視したもの。両機関とハンガリーの公式協議は来年1月の開始が見込ま
EUは8、9日にブリュッセルで開いた首脳会議で、債務危機の再発防止に向けて、ユーロ圏を中心に新たな財政協定を結び、財政規律を強化することで合意した。また、足元の信用不安問題に対処するため、EU版のIMFと呼ばれる「欧州安
欧州中央銀行(ECB)は8日の定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を0.25ポイント引き下げ、年1.0%にすることを決めた。11月に同率の利下げを実施したばかりだが、債務危機で揺れるユーロ圏の景気
欧州銀行監督局(EBA)は8日、域内銀行の財務状況を再査定した結果、自己資本比率の目標を達成するために必要な資本増強の規模が総額1,147億ユーロに達したと発表した。10月末にまとめた暫定値は1,064億ユーロだったが、
ユーロ圏17カ国は11月30日に開いた財務相会合で、ユーロ圏の財政悪化国に緊急金融支援を行う欧州金融安定基金(EFSF)の規模拡充を正式決定した。ただ、実際に融資枠をどこまで拡大できるかは不透明で、目標の1兆ユーロには届
欧州中央銀行(ECB)など日米欧の主要6中央銀行は11月30日、協調してドル資金の供給を拡大することで合意したと発表した。ユーロ圏の信用不安拡大で銀行がドルを調達するのが難しくなり、資金繰りが悪化していることを受けた措置
欧州委員会は23日、欧州の信用不安対策の一環として、ユーロ圏17カ国が共同で債券を発行する「ユーロ共同債」構想の具体案を発表した。また、同構想実現の前提として、ユーロ参加国に対する財政監視体制を強化することを提案。各国の
欧州委員会は21日、ハンガリー政府がEUと国際通貨基金(IMF)に金融支援を要請したことを明らかにした。ユーロ圏の信用不安の影響で金融市場が不安定になっていることを受けたもの。欧州の債務危機が、ついに中東欧にも波及してき
欧州委員会と国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)は16日、財政危機でEUとIMFから金融支援を受けているポルトガルの財政再建計画が進んでいると評価する共同声明を発表した。これによりポルトガルは、同支援に基づく第
欧州中央銀行(ECB)は3日の定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を0.25ポイント引き下げ、年1.25%にすることを決めた。ユーロ圏の景気減速懸念に応じたもので、2009年5月以来、2年6カ月ぶ
EUは26日に開いた加盟27カ国およびユーロ圏17カ国の首脳会議で、欧州の債務危機を解消するための包括的対策で合意した。焦点となっていたギリシャへの第2次支援について、同国の国債を保有する民間銀行に債務の50%削減を求め
EUは23日にブリュッセルで開いた特別首脳会議で、ギリシャを震源地とするユーロ圏の信用不安問題の解消に必要な包括的対策について協議し、銀行の資本増強策について大筋合意した。ただ、他の焦点となっている「欧州金融安定基金(E
深刻な財政危機に陥っているギリシャの議会は20日夜、EUなどからの追加金融支援を取り付けるために必要な財政緊縮案を可決した。これを受けてユーロ圏17カ国は21日に開いた臨時財務相会合で、80億ユーロの融資実施を承認。ギリ
欧州委員会のバローゾ委員長は12日、ユーロ圏で深刻化する債務危機が欧州の金融機関に波及する事態を防ぐため、域内の銀行に対して自己資本比率の大幅な引き上げを求める方針を打ち出した。各行が保有するギリシャなど財政状況が悪化し
スロバキア議会は13日、ギリシャなどユーロ圏の財政危機国を救済する欧州金融安定基金(EFSF)の機能拡充の是非を問う2回目の採決を行い、賛成多数で承認した。11日の1回目の採決で棄権した最大野党「スメル(道標)」が賛成に
深刻な財政危機に直面するギリシャへの追加融資実施の可否を判断するため同国の財政再建状況を審査していた欧州委員会と国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)の合同調査団は11日、80億ユーロに上る次回融資が11月初めに
欧州中央銀行(ECB)は3日、前週に流通市場で総額37億9,500万ユーロ相当のユーロ圏国債を買い入れたことを明らかにした。これは前々週の39億5,200万ユーロを下回る規模。スペイン、イタリア国債の利回り上昇に歯止めが
EUは4日にルクセンブルクで開いた財務相会合で、加盟各国が協調して域内銀行の資本増強に取り組む方針で一致した。ギリシャに端を発した信用不安の拡大で、各銀行の損失が増大していることを受けたもの。各国は来月の財務相会合で国内
欧州中央銀行(ECB)は7日の定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国の最重要政策金利を現行の年1.5%に据え置くことを決めた一方で、信用不安などによる資金繰り悪化に直面する圏内の銀行への資金供給を拡大する方針を打ち出した。イ
EU各国の証券監視当局の調整機関である欧州証券監督機構(ESMA)は9月28日、イタリアとスペインが一部株式を対象とする空売り禁止措置の延長を決めたと発表した。両国とも9月30日を期限としていたが、金融市場の混乱が続いて
深刻な財政危機に陥っているギリシャ政府は21日の閣議で、財政再建に向けた追加の緊縮策を決定した。増税や年金支給額の削減などを柱とする内容。これにより財政赤字の削減を進め、EUと国際通貨基金(IMF)から第6弾融資の実施を
欧州中央銀行(ECB)は19日、前週(8~14日)に流通市場で買い入れたユーロ圏の国債が総額97億9,000万ユーロ相当に上ったことを明らかにした。買い入れ額は前々週の140億ユーロを下回る規模に後退した。 \ ECBは
ユーロ圏の財政危機問題で揺れるEUに対して、域内銀行の資本増強を求める動きが強まっている。国際通貨基金(IMF)は21日、EUの銀行は保有するギリシャなどの国債の評価損で、2010年以降に総額2,000億ユーロの損失が生
欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行、スイス国立銀行、日本銀行は15日、米連邦準備制度理事会(FRB)と協調して、各国の金融機関に年越しのドル資金を供給するオペを実施すると発表した。欧州の債務危機を受けて、金融市場で
欧州委員会のバローゾ委員長は14日、財政危機国がドイツなどの信用力を利用して資金を調達できるようにする「ユーロ共同債」発行構想の実現を目指す意向を表明した。近く複数の選択肢を提示するとしている。 \ EUはギリシャの財政
欧州中央銀行(ECB)は12日、前週に総額約140億ユーロのユーロ圏国債を流通市場で買い入れたことを明らかにした。買い入れ額は前々週の133億ユーロを上回る水準で、財政危機に直面する国の国債を買い支えるため引き続き大規模
EUは16~17日にポーランドのブロツワフで財務相会合を開き、ギリシャの財政危機に端を発したユーロ圏の信用不安問題への対応を協議した。会合では長期的な対策として、EUの財政規律を定めた安定成長協定の改革案を承認したものの
欧州中央銀行(ECB)は8日の定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年1.5%に据え置くことを決めた。トリシェ総裁は記者会見で、インフレより景気見通し悪化の懸念を強調したことから、市場ではE
スイス中央銀行のスイス国立銀行(SNB)は6日、スイスフラン高対策として、対ユーロ相場で上限を設けると発表した。1ユーロ=1.2スイスフランを上限とし、スイスフランが同水準内で推移するよう無制限でスイスフラン売り・ユーロ
欧州中央銀行(ECB)は5日、前週に流通市場で総額133億ユーロのユーロ圏国債を買い入れたと発表した。信用不安の深刻化が懸念されるイタリア、スペインの国債を買い支えたもよう。買い入れ額は減少傾向にあったが、前々週の66億
欧州中央銀行(ECB)は9日、シュタルク専務理事(ドイツ出身)が任期途中で辞任すると発表した。「個人的な事情」を理由としているが、ECBによるユーロ圏国債購入に抗議した辞任との見方が広がっている。 \ シュタルク専務理事
ドイツ連邦憲法裁判所は7日、同国によるギリシャへの金融支援や欧州金融安定基金(EFSF)への拠出がドイツ基本法に違反するとの訴えを棄却した。ただし、ユーロ圏諸国への金融支援に際して今後は「事前に連邦議会の承認を得なければ