企業情報

LIXIL―独子会社ジョウユウが破産申請―

LIXILは22日、中国で事業を展開する独子会社ジョウユウがハンブルク区裁判所に破産手続きの開始を申し立てることを決定したと発表した。ジョウユウが香港子会社ジョウユウHKに絡んで巨額の債務を抱え込み債務超過に陥ったためで […]

DMK―蘭2位のチーズメーカーと合併―

独乳製品最大手のDMKドイチェス・ミルヒコントーア(ブレーメン)は21日、オランダ2位のチーズメーカー、DOCカースと合併すると発表した。DOCカースの出資者集会で95.3%がDMKの合併提案を受け入れており、DOCカー

ヴィンタースハル―カタールのガス田開発断念―

BASFの石油・天然ガス採掘子会社ヴィンタースハル(カッセル)は20日、カタールでのガス田開発を断念すると発表した。プロジェクトの成功に不可欠な現地インフラの利用を認められなかったため、利権を同国に返還し、現地事務所を閉

メトロ―百貨店子会社の売却交渉―

独流通大手のメトロ(デュッセルドルフ)が百貨店子会社カウフホーフの売却に向けて交渉している。広報担当者は20日、メディア報道を追認し交渉の事実を明らかにした。同子会社の買収には独競合カールシュタットのオーナー、レネ・ベン

オットー―初の赤字転落―

通販大手の独オットー(ハンブルク)が20日発表した2015年2月通期決算の純損益は1億9,600万ユーロの赤字となり、前期の黒字(1億9,400万ユーロ)から大幅に悪化した。赤字計上は1949年の会社創設後初めて。不採算

ゼネラリ―独事業を再編―

保険大手の伊ゼネラリは21日、ドイツ事業の再編計画を発表した。競争力の強化が狙いで、組織を大幅に簡素化するほか、保険商品の種類を顧客ニーズに見合う形で整理。無駄なコストを削減する考えだ。ゼネラリはすでにイタリアとフランス

ポストバンク―墺銀BAWAGが買収検討か―

ドイツ銀行が放出方針を打ち出したポストバンク(ボン)の買収を、オーストリアのリテール銀行BAWAG P.S.K.が検討しているもようだ。独『ヴェルト』紙などが15日、報じたもので、BAWAGはすでにドイツ銀に意向を伝えた

アリアンツ―生保好調、1-3月期増益に―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が12日発表した2015年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益は28億5,500万ユーロとなり、前年同期を4.8%上回った。生命・医療保険部門が好調で、他の部門の不振が相殺された格好

フォルクスワーゲン―VWグループ販売、4月は1.3%減に―

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が15日発表した4月のグループ販売台数は85万3,200台で、前年同月を1.3%下回った。主力ブランドVW乗用車の不振が響いた格好で、1~4月も前年同期比1

キオン―ユニキャリアの競売入札に参加か―

フォークリフト世界2位の独キオン(ヴィースバーデン)が競合ユニキャリアを買収する考えのようだ。13日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、ユニキャリアの競売入札で4月末に最終オファーを出したという。関係各

ザルツギター―1-3月期最終黒字に転換―

独鉄鋼2位のザルツギターが13日発表した2015年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は3,270万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(1,330万ユーロ)から大きく改善した。コスト削減プログラムが奏功。同社は「持続的

SMAソーラー―1-3月期3割増収に―

パワーコンディショナー大手の独SMAソーラー(ニーステタール)が13日発表した2015年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比28%増の2億2,630万ユーロと大幅に拡大した。国外の大型太陽光発電プロジェクト向

ロシュ―肺がん治療薬、生存率2倍に―

スイスの製薬大手ロシュ(バーゼル)は14日、同社が開発しているがん免疫療法薬「MPDL3280A」の臨床試験で、延命効果が高いことが確認できたと発表した。タキサン系の抗がん剤「ドセタキセル」を用いた化学療法に比べ、生存率

メルク―ユーロ安で増収幅拡大―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が19日発表した2015年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比15.7%増の30億4,120万ユーロと大きく拡大した。ユーロ安が追い風となった格好で、営業利益(EB

エーオン―英に洋上風力パーク建設へ―

エネルギー独最大手のエーオン(デュッセルドルフ)は18日、英国南部ブライトンの沖合13キロの海域に風力発電パーク「ランピオン」を建設すると発表した。同社は従来型発電事業を来年1月に分社化し経営資源を再生可能エネルギー分野

シュトラバクAG―従業員数を1割拡大へ―

墺建設大手シュトラバクSEの独子会社シュトラバクAG(ケルン)は12日の決算発表で、ドイツ国内の従業員数を中期的に1,000人拡大する方針を明らかにした。政府が道路インフラの整備・拡張方針を打ち出したことで、需要の増加が

ドイツテレコム―スロバキア子会社を完全買収―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は19日、子会社スロバキア・テレコムの株式49%をスロバキア政府から取得し完全買収すると発表した。100%子会社化することで、同子会社の企業統治構造を簡素化するとともに、配当の外部流出

カーベル・ドイチュラント―黒字転換―

英ボーダフォンの独ケーブルテレビ子会社カーベル・ドイチュラント(KD、ウンターフェーリング)が18日発表した2015年3月期決算の最終損益は2億3,900万ユーロの黒字となり、前期の赤字(6,800万ユーロ)から大幅に改

シンジェンタ―モンサントの買収提案を拒否―

スイスの農業科学大手シンジェンタ(バーゼル)は8日、米競合モンサントから買収提案を受け取ったと発表した。買収提示額は1株当たり449スイスフラン。前日終値を35%以上、上回るものの、シンジェンタの取締役会は同社を過小評価

ヘンケル―豪などの洗剤市場に参入、事業買収で―

化学大手の独ヘンケル(エッセン)は12日、日用品大手の米コルゲート・パーモリーブからオーストラリアとニュージーランドの洗剤事業を譲り受け、両国の当該市場に参入すると発表した。2016年までに売上高を200億ユーロに拡大す

メリタ―2工場閉鎖へ―

コーヒーメーカーやフィルターで有名な独メリタ(ミンデン)が組織を再編する。収益力の向上が狙いで、管理部門をスリム化するほか、2工場を閉鎖する計画だ。イェロ・ベンツ社長が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにした。 「スワ

ヴィンタースハル―ノルウェー海で油田開発を申請―

独化学大手BASFの石油・天然ガス子会社ヴィンタースハル(カッセル)は5日、ノルウェー石油・エネルギー省に石油・ガス田の開発・操業計画(PDO)を提出した。同社はロシア、リビアへの依存度を下げるためにノルウェー事業を強化

シーメンス―従業員4500人を追加削減―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は7日、従業員およそ4,500人を削減すると発表した。昨年10月と今年2月にもそれぞれ1,200人、7,800人の整理方針を打ち出しており、合わせて1万3,500人を削減することになる

キオン―自動マテハン分野で買収―

フォークリフト大手の独キオン(ヴィースバーデン)は7日、ベルギーのオートメーション機器メーカーEgeminグループから物流オートメーション機器事業を買収すると発表した。自動マテリアルハンドリング(AMH)事業を強化する考

DMG Mori Seiki―社名変更―

工作機械大手の独DMG Mori Seiki(ビーレフェルト)は8日の株主総会で、社名を「DMG Mori」に変更すると発表した。同社の戦略提携先であるDMG森精機も「DMG Mori」に改めるという。両社は「DMG M

BMW―ロシア工場建設計画、決定を先送り―

独高級車大手BMW(ミュンヘン)のライトホーファー社長は6日の電話記者会見で、ロシアに工場を建設する計画の決定を先送りすると発表した。同国需要が低迷しているため。昨年は同社ブランドの現地販売台数が前年比17%減の3万7,

コンチネンタル―売上予測引き上げ―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は7日の決算発表で2015年12月期の売上高予測を上方修正した。ユーロ安と原料・石油安が追い風になっているためで、従来見通しの約385億ユーロから390億ユーロ以上に引き上げ

ティッセンクルップ―鞍鋼との提携拡大―

鉄鋼大手の独ティッセンクルップ(エッセン)は12日、中国の同業、鞍鋼(Angang Steel)との提携を拡大すると発表した。中国自動車市場の拡大を踏まえた措置で、鞍鋼の子会社(社名非公開)に計50%を出資。合弁会社化す

グッドイヤー―独拠点の存続保証を打ち切り―

米タイヤ大手グッドイヤーの独子会社グッドイヤー・ダンロップ・タイヤズ・ジャーマニーが、国内拠点の存続を保証する労使協定の解消を化学労組IG BCEと従業員代表(事業所委員会)に通告したことが、分かった。グッドイヤーは住友

ボンバルディア―鉄道部門をIPO―

カナダの航空機大手ボンバルディアは7日、ドイツに本社を置く鉄道車両・設備部門ボンバルディア・トランスポーテーションの新規株式公開(IPO)方針を明らかにした。同社は鉄道車両業界の再編の動きを踏まえ、同部門の売却や合弁化な

ランクセス―営業益見通し引き上げ―

合成ゴム大手の独ランクセス(ケルン)は7日の決算発表で、2015年12月期の営業利益見通しを上方修正した。第1四半期(1~3月)の業績が良好だったためで、利払い・税金・償却前利益(EBITDA、特別費を除く)を従来予測の

エボニック―利益予測引き上げ―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は6日の決算発表で2015年12月期の営業利益予測を引き上げた。第1四半期(1~3月)の業績が好調だったためで、利払い・税金・償却前利益(EBITDA、調整済み)を従来見通しの「前期

ワッカー・ケミー―ウエハー子会社をIPO―

化学大手の独ワッカー・ケミー(ミュンヘン)は8日、シリコンウエハー製造子会社シルトロニックの新規株式公開(IPO)計画を発表した。シリコンウエハー市場は変動が激しく、ワッカーは同子会社の売却などを検討していた。公開益で中

バイエル―ユーロ安で業績予測引き上げ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は4月30日の決算発表で、2015年12月期の業績予測を引き上げた。ユーロ安が大きな追い風になっているためで、売上高を従来見通しの460億ユーロから480億~490億ユーロに上

ドルマ―スイス同業カバと合併へ―

自動ドアやドア部品の大手メーカーである独ドルマ(エンネペタール)は4月30日、スイスの同業カバと合併合意したと発表した。相乗効果を引き出すことが狙い。合併手続きは5月22日に開催されるカバの臨時株主総会での承認を経て第3

エーオン―ごみ発電合弁から撤退―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)がごみ発電合弁のEEWエナジー・フロム・ウエイストの資本49%を共同出資者である投資会社EQT(スウェーデン)に売却し、全面撤退した。証券紙『ベルゼンツァイトゥング』が5日付

ヘルマン・ブス―投資家を模索―

ドイツの中堅海運会社ヘルマン・ブス(レーア)が投資家確保に向けて交渉を進めているもようだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が4日付で報じたもので、交渉は山場に差しかかっているという。 ブスはリーマンショックをきっかけ

BEプリンターズ―スペイン事業売却―

独メディア大手ベルテルスマンの印刷子会社BEプリンターズ(ハンブルク)は4日、スペイン事業から撤退すると発表した。印刷市場の縮小と競争激化を受けた措置。同社は昨年もイタリア、コロンビア事業から撤退し、独北部イツェホーの印

フォルクスワーゲン―1-3月期2ケタ台の増収増益に―

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が4月29日発表した2015年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益は前年同期比16.6%増の33億2,800万ユーロと2ケタ台の伸びを記録した。ユーロ安の

トヨタ―独販売網整理へ―

トヨタ自動車がドイツの販売網を大幅に縮小する。同国での販売減に対応した措置で、現在およそ500あるディーラーを約400に集約。販売拠点当たりの収益力を高める考えだ。独法人の広報担当者への取材をもとに業界紙『アウトモビルボ

ダイムラー―純利益90%増に―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が4月28日発表した2015年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は前年同期比91%増の19億6,300万ユーロと大きく拡大した。好調な販売やユーロ安のほか、事業効率改善プログ

マーレ―売上が40%以上増加―

自動車部品大手の独マーレ(シュツットガルト)が4月30日発表した2014年12月期の売上高は前期比43.2%増の99億4,200万ユーロと大きく拡大した。円安などがマイナス要因となったものの、同業のベーア(独)、レトリカ

ボッシュ―通信インフラの強化を政府に要求―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は4月29日の決算発表で、電気通信インフラの大幅強化を政府に要求した。「モノのインターネット(IoT)」が進み自動車や工場、住宅、家電がインターネットで全面的につながる状況を

ヨスト―IPOに向け準備か―

トレーラー用の連結器メーカーである独ヨスト(ノイイーゼンブルク)が今秋にも新規株式公開(IPO)するとの観測が浮上している。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が4月30日、報じたもので、親会社である投資会社シンベンは現

UACJ―独に合弁、車用熱交換器部品販売へ―

アルミニウム圧延品大手のUACJは4月28日、ギリシャ企業エルバル・アルミニウム・インダストリーと共同でドイツに合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。欧州で堅調な需要が見込まれる自動車用熱交換器材料を販売する。

Infineon:インフィニオン―韓国合弁を完全子会社化―

半導体大手のインフィニオン(ミュンヘン)は4日、韓国のLS産電(LSIS)と同国で共同運営してきた合弁会社パワー・セミテック(旧LSパワー・セミテック)を完全子会社化したと発表した。需要の拡大が見込まれる白物家電向けイン

ABB―石油安が打撃、従業員削減へ―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)は4月29日の決算発表でコスト削減方針を明らかにした。石油・天然ガス価格の下落を受けて採掘事業者が設備投資を抑制し、同社の業績に影響しているためで、人員削減を実施する。従業員をどの程度

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