金融取引税、年金基金と国債取引は軽減=欧州議会金融委
欧州議会の経済金融委員会は18日、EU11カ国が導入する金融取引税に関する欧州委員会の具体案を大枠で支持する方針を打ち出した。ただし、国債取引、年金基金による取引の税率に関しては、欧州委員会の提案より低めに抑える修正案を […]
欧州議会の経済金融委員会は18日、EU11カ国が導入する金融取引税に関する欧州委員会の具体案を大枠で支持する方針を打ち出した。ただし、国債取引、年金基金による取引の税率に関しては、欧州委員会の提案より低めに抑える修正案を […]
欧州中央銀行(ECB)は6日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.5%に据え置くことを決めた。ユーロ圏では景気低迷が長期化しており、ECBは内部経済予測で今年の予想成長率を下方
欧州銀行監督機構(EBA)は16日、EU域内の銀行に対する次回のストレステスト(健全性審査)に先立って、各行の資産の質を精査すると発表した。資本状況に限定したストレステストの信頼性が疑問視されていることを受けたもので、リ
欧州委員会は14日、ユーロ硬貨の最小単位である1セント(0.01ユーロ)と2セント硬貨について、鋳造コストが高い割に利用価値が認められていないとして、廃止を含めた対応策を検討していることを明らかにした。 \ 1、2セント
債務危機に直面するユーロ参加国に金融支援を行う常設基金「欧州安定メカニズム(ESM)」は13日、対キプロス支援の第1弾として20億ユーロの融資を実施したと発表した。 \ EUと国際通貨基金(IMF)は3月、ギリシャの信用
欧州中央銀行(ECB)は2日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.75%から0.25ポイント引き下げ、過去最低の0.5%とすることを決めた。利下げは昨年7月以来10カ月ぶり。景
キプロス議会は4月30日、同国への金融支援に関するEUなどとの合意内容を賛成多数で承認した。ただ、厳しい条件に対する反発が根強く、僅差での承認となった。 \ 金融・債務危機に直面するキプロス政府は3月、EUと国際通貨基金
キプロス財務省は25日、国内銀行からの資金流出を防ぐため3月末から実施している資本規制の追加緩和を発表した。1日当たりの預金引き出し額を最大300ユーロに制限する措置は継続しながらも、国外への現金持ち出しなどの上限を引き
欧州連合(EU)の一部加盟国が導入予定の金融取引税は銀行や保険会社などのほか、メーカーの業績にも大きな影響を与える――。監査法人大手KPMGは17日にこんな見通しを示した。 \ 金融取引税は金融危機の大きな原因となった投
欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)は15日、債務危機に直面するギリシャ政府と追加融資について合意したと発表した。条件となっている財政再建が軌道に乗っていると認定したもので、ユーロ圏は28億ユーロに
ユーロ圏17カ国は12日にダブリンで開いた財務相会合で、金融・債務危機に陥っているキプロスに対する最大100億ユーロの金融支援を正式決定した。また、すでに金融支援を受けているポルトガル、アイルランドの返済期限を7年延長す
金融危機に直面するキプロスで3月28日、休業していた全銀行が13日ぶりに営業を再開した。EUなどによる金融支援が決まったことを受けたもの。ただし、銀行からの資金流出を防ぐため、政府は同日付で資本規制を導入し、当面は預金引
欧州中央銀行(ECB)は4日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.75%に据え置くことを決めた。金利据え置きは9カ月連続。ただ、ドラギ総裁は景気の下振れリスクへの警戒感を示し、
ユーロ圏17カ国の財務相会合は25日未明、金融・債務危機に直面するキプロス政府がEUと国際通貨基金(IMF)から金融支援を受けるために必要となる条件について合意した。キプロスは当初予定していた全預金者への課税に代わって、
欧州委員会は19日、ユーロ圏の大手銀行の監督権を欧州中央銀行(ECB)に移管する法案について、EU加盟国と欧州議会が合意したと発表した。欧州議会は近く本会議で法案を可決する見込み。これにより銀行監督のECBへの一元化が2
ユーロ圏17カ国は15日に開いた財務相会合で、債務危機に陥っているキプロスに国際通貨基金(IMF)と共同で最大100億ユーロの金融支援を実施することで合意した。債務危機でユーロ圏とIMFから支援を受けるのは4カ国目となる
ユーロ圏17カ国は4日の財務相会合で、金融・債務危機に陥っているキプロスが要請している金融支援の実施について、月内の決定を目指すことで一致した。キプロス政府が国内銀行のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑に関する外部監査に
欧州中央銀行(ECB)は7日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.75%に据え置くことを決めた。金利据え置きは8カ月連続。ユーロ圏でインフレ圧力が弱まる中、理事会では利下げも検
欧州中央銀行(ECB)は21日、ユーロ圏の重債務国の国債を買い入れる「証券市場プログラム(SMP)」に基づいて取得した国債の保有残高が昨年末時点で総額2,087億ユーロに上り、これに伴う昨年の金利収入が11億800万ユー
欧州委員会は14日、EU11カ国が実施する金融取引税導入の具体案を正式発表し、同制度に参加しない国の取引にも課税する方針を打ち出した。一定の条件下での課税となるが、英国など導入を見送るEU諸国や域外の国々が反発するのは必
欧州中央銀行(ECB)は7日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.75%に据え置くことを決めた。金利据え置きは7カ月連続。一方、ドラギ総裁はユーロ高の進行について「動きを監視し
EU加盟国は22日に開いた財務相理事会で、独仏など11カ国が金融取引税を先行導入することを承認した。対象国は税率など詳細を固めた上で、同税を導入する。欧州委員会は来年1月からの導入を目指すとしている。 \ 金融取引税を導
欧州中央銀行(ECB)は25日、ユーロ圏の信用不安対策として2011年12月から12年2月にかけて実施した総額1兆ユーロ超の長期資金供給オペ(公開市場操作)で資金を調達した銀行のうち、278行が前倒しで返済することを決め
国際通貨基金(IMF)は16日の理事会で、深刻な債務危機に陥っているギリシャへの融資再開を決定した。追加で32億4000万ユーロの融資を実施する。 \ 今回の融資は、EUとIMFが昨年3月に決めたギリシャへの第2次支援(
欧州中央銀行(ECB)は10日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.75%に据え置くことを決めた。金利据え置きは6カ月連続。前月の理事会では利下げが検討されたが、ユーロ圏で景気
スウェーデン中央銀行は18日、政策金利のレポ金利を0.25ポイント引き下げ、1%とすることを決定した。ユーロ圏の景気低迷が同国経済を圧迫するのが避けられない見込みとなっているため、9月に続く今年3回目の利下げに踏み切った
EU加盟国は13、14日の首脳会議に先立ち12日に開いた財務相理事会で、「銀行同盟」創設の第1段階となる銀行監督一元化の具体策で合意した。2014年3月から、ユーロ圏の大手銀行の監督権を欧州中央銀行(ECB)に移す。これ
EU加盟国は4日開いた財務相理事会で、ユーロ圏17カ国の銀行監督を欧州中央銀行(ECB)を一元化する計画の詳細について協議したが、監督の範囲、権限をめぐるドイツとフランスの対立が表面化するなど、結論に至らなかった。EU首
欧州中央銀行(ECB)は6日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.75%に据え置くことを決めた。金利据え置きは5カ月連続。一方、同日発表したECBの内部経済予測では、2013年
ギリシャ政府はこのほど、EUと国際通貨基金(IMF)による融資再開の条件となっていた国債買い戻しを実施し、予定通り300億ユーロの買い戻しに成功した。 \ ユーロ圏とIMFは11月27日、債務危機に陥っているギリシャに対
ユーロ圏17カ国は11月27日、債務危機に陥っているギリシャに対する融資再開の条件となっていた同国の債務削減策で合意した。これにより凍結されていた次回融資が12月13日に実施されることが決まり、ギリシャは当面、デフォルト
米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは11月30日、EUが債務危機に対応するため設けている「欧州金融安定基金(EFSF)」と「欧州安定メカニズム(ESM)」の格付けを最上級の「Aaa」から1段階引き下げ、
EU加盟国は18、19日にブリュッセルで開いた首脳会議で、ユーロ圏17カ国の銀行監督を一元化する計画の実施スケジュールについて合意した。法的な枠組みを整備する作業を年内に終え、2013年内に運用を開始する。 \ 銀行監督
債務危機に直面するユーロ参加国に対するEUの新たな緊急金融支援の枠組みとなる「欧州安定メカニズム(ESM)」が8日、正式に発足した。ESMは2010年に創設された現行の危機国支援の枠組みである「欧州金融安定基金(EFSF
国際通貨基金(IMF)は10日発表した最新の「国際金融安定性報告書(GFSR)」で、国際金融システムにとって最大の懸念材料はユーロ危機であると強調し、危機が収束しなければ銀行のバランスシートが著しく毀損され、ユーロ圏の成
欧州中央銀行(ECB)は4日にスロベニアで開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.75%に据え置くことを決めた。金利据え置きは3カ月連続。一方、ドラギ総裁はスペインなど重債務国の国
EUが債務危機対策の一環として、ユーロ圏各国に財政改革への取り組みを拘束力のある契約の形で約束することを求める方向で検討を進めている。2日付の英『フィナンシャル・タイムズ』が伝えた。 \ 今月18~19日に開かれるEU首
債務危機に直面するユーロ参加国に対するEUの新たな緊急金融支援の枠組みとなる「欧州安定メカニズム(ESM)」をめぐり、資金規模を2兆ユーロに拡大する案が浮上しているもようだ。独『シュピーゲル』誌がこのほど報じた。 \ E
スペイン中央銀行は9月28日、国内主要銀行を対象に実施したストレステスト(健全性審査)で、資本不足の総額が最大593億ユーロに上ることが判明したと発表した。この結果に基づき、政府はEUを通じた国内銀行への支援額を決める。
欧州中央銀行(ECB)にユーロ圏の金融機関を監督する権限を与える欧州委員会の提案に、ポーランドが反対の姿勢を打ち出した。欧州委がユーロ未導入国も対象とする考えであり、ECBで議決権を持たないポーランドにとって新制度は不利
ドイツ憲法裁判所は12日、債務危機に直面するユーロ参加国に対するEUの新たな緊急金融支援の枠組みとなる「欧州安定メカニズム(ESM)」を合憲とする判断を下した。これを受けてガウク大統領が13日、ESM関連法案に署名し、ド
欧州委員会のバローゾ委員長は12日、ユーロ圏17カ国の銀行監督を一元化する案を正式発表した。欧州中央銀行(ECB)にユーロ圏の全銀行を監督する権限を与える。来年1月の新制度発足を目指す。 \ バローゾ委員長が欧州議会で発
欧州中央銀行(ECB)は6日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏の重債務国の国債を無制限で買い入れることを決定した。スペイン、イタリア国債の購入を念頭に置いたもので、ECBが買い支えることで高止まりしている利回りを引き下げ
EU加盟国が6月の首脳会議で合意したユーロ圏17カ国の銀行監督を一元化する構想について、欧州委員会が欧州中央銀行(ECB)にユーロ圏の全銀行を監督する権限を与える方向で検討を進めていることが明らかになった。当初は金融シス
独シュピーゲル誌はこのほど、欧州中央銀行(ECB)が債務危機に陥っている国の国債を買い支える市場介入の実施を検討していると報じた。これを受けてスペイン、イタリア国債の利回りは20日に低下したが、ECBは「誤解を招く報道だ
欧州委員会がユーロ圏17カ国の銀行監督を一元化する案の詳細を9月11日に発表する見通しだ。欧州委筋がこのほどAFP通信などに明らかにした。 \ 銀行監督の一元化は、6月末のEU首脳会議で合意したもので、「銀行同盟」創設へ
EUから国内銀行を救済するための金融支援を取り付けたスペインが、財政支援の要請も検討し始めた。国債の利回りが高水準にあり、国債償還資金の調達が困難となってきているためで、政府は欧州中央銀行(ECB)の動きをにらみながら対
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は2日に開いた定例政策理事会後の記者会見で、信用不安対策として、スペインなど重債務国の国債の買い取りを再開する方針を打ち出した。ただ、早期の実施を見送ったため、市場では失望感が広がり、ス
ポーランド経済省は24日、EUの投資助成金3億ズロチを4社に支給することを決めた。リサイクリング・パーク・ホージュッシュ、独アルミ缶メーカーのアエロソル・インターナショナル、ブリヂストン、風力発電設備メーカーKSO-オフ
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は26日、ロンドンで行った講演で、ユーロ圏の重債務国の国債利回りが上昇していることについて「ユーロ防衛のため、我々の権限の範囲内で、あらゆる手段を講じる用意がある」と述べ、ECBによる国