ロシア

ロシア中銀、4カ月連続で金利据え置き

ロシア中央銀行は月14日、主要政策金利であるリファイナンス金利を4カ月連続で8.25%に据え置くことを決定した。また、翌日物レポ金利は0.25ポイント引き下げて5.25%、翌日物預金金利は0.25ポイント引き上げて3.7 […]

米GEが合弁2社設立、エネルギー・医療事業を拡大

米ゼネラル・エレクトリック(GE)がロシアのエネルギー・医療分野で現地企業と合弁2社を立ち上げる。同社は16日、黒海沿岸のソチで、プーチン首相の立会いの下、現地企業3社と合弁契約を締結したと発表した。GEは本国以外の成長

ロスアトム、シーメンスと原発以外での協力継続を検討

ロシア原子力公社(ロスアトム)は、電機大手の独シーメンスが原子力事業から撤退した後も、他分野で同社との協力関係を継続させたい考えだ。同社の広報担当者が19日、現地メディアに明らかにした。 \ シーメンスのレッシャー社長は

ガスプロムと南北朝鮮、パイプライン計画の早期実現で合意

ロシア国営ガス会社のガスプロムはこのほど、北朝鮮および韓国の関係者と、ロシアから北朝鮮を経由して韓国に伸びる天然ガスパイプラインの建設計画を進めることで基本合意した。現地英字紙『モスクワ・タイムズ』が16日報じた。 \

ロステレコムがインテルと提携、ブロードバンド機器開発で

ロシアの通信大手、ロステレコムがブロードバンド用インターネット接続機器の開発で米インテルと提携する。ユーザー接続端末を開発し、ロステレコムのブランドで販売する方針だ。生産に当たっては、インテルが提携する機器メーカーと組む

ロシア国民、メドベージェフ・プーチン対決を望む

ロシア国民は来年3月に行われる大統領選挙で、メドベージェフ大統領とプーチン首相の直接対決を望んでいる。世論調査機関Lewadaが19日に発表したアンケート調査の結果によると、有権者の42%が両者の一騎打ちを支持すると回答

労働力不足、2025年に1千万人に

ロシア安全保障会議のパトルシェフ書記は、このほどサハリンの首都ユジノ・サハリンスクで開かれた同会議の会合で、ロシアでは若年~中年齢層の労働力が実質的に枯渇しており、2025年には少なくとも1,000万人の労働者が不足する

ホンダ、ロシア現地生産へ

ホンダがロシアに組み立て工場を設置する計画でありことがこのほど明らかになった。競争力を強化し、ロシア市場の成長を販売台数の増加につなげるのが狙い。すでにロシア経済開発省に計画書を提出し、協議に入ったという。 \ 初期投資

ダイムラーとカマズ、新型トラック生産で提携強化

ダイムラーグループのトラック部門であるダイムラー・トラックスは16日、モスクワ商用車見本市Comtransで、ロシアの同業カマズと共同開発した同国向けモデル「カマズ・トラック」を披露した。新型トラックの生産に向けて両社は

ゴム、ロシアに100億円追加投資

横浜ゴムがロシアで建設中のタイヤ工場に約100億円(約40億ルーブル)を追加投資する。ロシアでの需要が急拡大すると見込み、年産能力を当初予定の3倍の420万本へ引き上げる。同工場は年内の稼動が予定されている。 \ 横浜ゴ

三井物産、セベルスタリと鋼材加工センター設立

三井物産は13日、ロシア鉄鋼最大手セベルスタリとサンクトペテルブルク近郊に自動車向け鋼材加工・販売会社を共同で設立することに合意し、契約を締結した。新会社の資本金は約9億7,000万ルーブル(約25億円)。2013年半ば

ガスプロム、極東のパイプラインが開通

ロシア国営ガス会社ガスプロムが建設したサハリン=ウラジオ・パイプラインが8日開通した。サハリン沖で生産する天然ガスを極東の中心都市ウラジオストクまで輸送するパイプラインで、開通は慢性的な電力不足に悩む極東地方にとって大き

ロスナノ、英ナノテク医療ベンチャーに40%超出資

ロシア政府系ナノテク企業のロスナノが、ナノテクノロジーを利用した英国の医療ベンチャー「Pro Bono Bio」に出資する。同ベンチャーを立ち上げた医薬分野専門の英投資ファンド、ケルティック・ファーマによると、ロスナノは

露EC最大手のOzon、第三者割当増資で1億ドル調達

ロシア最大の電子商取引(EC)サイト「Ozon.ru」は8日、第三者割当増資を通じて総額1億米ドルを調達した。これはロシア電子商取引業界に対する民間投資額として過去最大。出資者は地元投資会社のル・ネット、スイス投資会社の

「銀行は欧州債務危機に耐えられる」=中銀

深刻化する欧州の債務危機によってロシアの銀行が約3,500億ルーブル(120億米ドル)の損失を被る可能性があることが、ロシア中央銀行が先ごろ実施したストレステストの結果明らかになった。 \ 中銀で金融安定部門の副責任者を

三菱自、カルーガ州と環境改善に向けた覚書を締結

三菱自動車は8月27日、同社の組み立て工場があるロシアのカルーガ州政府および同社のロシア販売店ロルフ・インポートと、同州の環境改善に向けた覚書を締結した。同州のエネルギー利用の効率化、環境条件の改善、二酸化炭素(CO2)

フォークリフトの独キオン、ロシア事業を強化

フォークリフト大手の独キオンがロシア事業を強化する。新興市場に重点を置く戦略の一環で、傘下のリンデ・マテリアル・ハンドリングを通じて業務用車両販売会社Liftecのロシア、ウクライナ、カザフスタン部門を買収する。キオンが

鋼管大手TMK、上期は大幅増益

ロシアの鋼管最大手TMKが2日発表した2011年上半期決算(国際財務報告基準IFRS)は、最終損益が2億5,800万米ドルの黒字となり、黒字幅は前年同期(6,700万ドル)のほぼ4倍に拡大した。世界的な景気回復による販売

ロシア産油量、ソ連解体後で最大に

ロシアエネルギー省が2日発表した8月の石油生産は日量1,028万バレルとなり、7月に記録したソ連解体後の最高値を更新した。TNK-BPとガスプロムの増産によるもので、追い上げるサウジアラビア(990万バレル)を振り切って

ロスネフチ、エクソンモービルと油田開発で広範提携

ロシアの石油最大手ロスネフチと米エクソンモービルは8月30日、ロシアと米国をはじめとした広範な地域での油田開発で提携することで合意した。提携合意に同席したプーチン首相は、エクソンモービルを「信頼できる戦略的かつ良好なパー

ルクオイル4-6月期決算、67%の大幅増益

ロシア石油2位のルクオイルが8月31日発表した2011年4-6月期の純利益は前年同期比67%増の32億5,000万米ドルに急増した。産出量が減ったものの、原油価格の上昇が追い風となり、大幅増益につながった。売上高は35%

ガスプロム、1-3月期は44%増益

ロシアの天然ガス最大手である国営ガスプロムが8月30日発表した2011年1-3月期連結決算(国際会計基準IFRS)は、純利益が前年同期比44%増の4,680億ルーブルとなった。売上高は38%増の1兆3,200億ルーブル。

ロシア2位銀行VTB、Q2純利益は2倍超に

ロシア2位銀行の国営・外国貿易銀行(VTB)が1日発表した2011年4-6月期決算(国際財務報告基準IFRS)の純利益は275億ルーブルとなり、前年同期から2倍超に拡大した。法人向け銀行業務、投資銀行、リテール部門がそろ

露鉄鋼大手3社のQ2決算、原材料価格で明暗

ロシアの鉄鋼大手3社が25、26日に発表した今年4-6月期の連結決算は、原材料価格の上昇が明暗を分けた。コークス炭や鉄鉱石資産を保有し原材料の自給率の高い最大手セベルスタリの同期の純利益は前期比15.8%増の6億200万

ルサール、上期は20%減益

ロシアのアルミ最大手ルサールが29日発表した2011年上半期決算の純利益は前年同期比20.5%減の10億8,500万米ドルに縮小した。前年同期に特別利益を計上した反動に加え、利払いの増大や25%を保有する非鉄大手ノリリス

VSMPOアヴィスマ、8億ドル投資

ロシアのチタン生産大手VSMPOアヴィスマが2015年までに8億米ドルを投資する。主要顧客である航空機メーカーが研究開発や組み立てに注力して、シャシー製造を外注化する傾向が強まってきたことを背景に、航空機用半加工品の生産

墺航空機部品大手のFACC、露UACと合弁

オーストリアの航空機部品メーカー、フィッシャー・アドバンスト・コンポジット・コンポーネント(FACC)は18日、ロシア国営航空機メーカーのユナイテッド・エアクラフト(UAC)と提携し、ロシア現地生産に乗り出すと発表した。

ズベルバンク、上期の純利益が3倍増に

ロシア銀行最大手で国営のズベルバンクが30日発表した2011年上半期決算は、純利益が1,761億ルーブルとなり、前年同期の約3倍に拡大した。純金利収入、純手数料収入とも堅調だったほか、不良債権の伸びが鈍化し貸倒引当金の計

MTSとメガフォン、4G網構築へ

ロシアのモバイル・テレシステムズ(MTS)とメガフォンの携帯電話サービス大手2社が、同業他社に先駆けて第4世代(4G)移動通信網の構築を許可される可能性が濃厚となった。現地経済紙『ベドモスチ』(電子版)が、ロシア連邦情報

ロシア政府、成長予測を4.1%に下方修正

ロシア経済開発省は27日、今年の予想成長率を従来の4.2%から4.1%に下方修正したと発表した。鉱工業生産の上昇率についても5.4%から4.8%に引き下げた。ただ、独立機関のアナリストは政府の見通しに懐疑的で、成長率は最

上期の対ロシアFDI、30%増の70億米ドル

ロシア統計サービス局が24日発表した2011年上半期の対ロシア外国直接投資(FDI)は、前年同期を30%上回る70億米ドルに上った。特に投資が活発だったのは、製造業と金融業だった。金融ローンや証券投資を含めた外国からの総

ロシアと北朝鮮、パイプライン建設計画で合意

東シベリアのウランウデ市で24日に行われた露朝首脳会談で、両国首脳はロシアから北朝鮮を経由して韓国に天然ガスを輸送するパイプラインの建設で合意した。ロシア政府サイトによると、メドベージェフ大統領と金正日労働党総書記は、パ

ロシア下院選挙、12月4日投票へ

メドベージェフ大統領は29日、下院選挙の12月4日実施を定める政令に署名した。450議席をめぐる選挙戦が今後、本格化する。 \ 下院は現在、プーチン首相率いる「統一ロシア」が圧倒多数を占める。選挙による政局の変化は望めな

ロシア経済、Q2は減速

ロシア国家統計局が11日発表した今年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期比3.4%増となり、前期(1-3月期)の4.1%から減速した。鉱工業生産の鈍化やインフレによる消費者購買力の低下、資本流出が響き、ブル

チェコPPFグループ、ロシア電器量販店を完全買収

チェコの民間投資会社PPFグループがロシアの電器量販店エルドラドの株式50%マイナス1株を、創業者のヤコヴレフ氏から買収する。取引に必要なロシア競争当局の承認はすでに取得済み。取引価格は未公表だが、ロシア経済紙『コメルサ

ノリリスクニッケル、ルサールに自社株15%の買収を提案

ニッケル世界最大手のノリリスクニッケルは19日、アルミ最大手のルサールが保有する自社株15%を87億5,000万米ドルで買い戻すことを提案した。ノリリスクの経営権をめぐるオーナー間の争いを終結させる狙い。ルサールが提案を

ガスプロム、欧州への輸出が増加

ロシアの天然ガス最大手ガスプロムは16日、2011年4-6月期の欧州向け天然ガス輸出量が383億立方メートルと、前年同期から20%増加したと発表した。リビアからの天然ガス供給が内戦の影響によりストップしたことで、ロシア産

ウラジオストク港、成長に期待

ロシア沿海地方は、アジア太平洋地域との経済交流拠点として重要性を増している。その海の玄関口であるウラジオストク港では、東アジアなどとの貿易量の拡大に伴い港湾物流業の集積が進んでいる。 \ ウラジオストク港の運営会社である

ロシアでホームセンターが人気

ロシアでホームセンターの人気が上昇している。中産階級の可処分取得の増加と住宅市場の回復で需要が拡大しており、昨年のDIY向け道具、材料、備品の売上高は推定で計140億ドルに上った。需要が最も高いのは簡易シャワー室だ。5日

ルクオイル、ブルガリアで独禁法違反の疑い

ブルガリア市場競争保護委員会(独禁監督当局)は3日、国内燃料市場の仮分析報告に基づき、ロシアの石油大手ルクオイルに独禁法違反の疑いがあるとの見解を示した。これを受けてトライコフ経済・エネルギー相は、航空機燃料市場での石油

ロシアの7月新車販売27%増、通期販売は245万台を予測=AEB

ロシアに進出している外国企業などで構成する欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した7月のロシア乗用車・小型商用車販売台数は22万4,620台となり、前年同月実績を27%上回った。7月までの累計は前年同期の1.5倍に当たる

シーメンス、ロシア鉄道事業に期待

ドイツ総合電機大手のシーメンスがロシア鉄道事業に大きな期待をかけている。4日にはロシア・スベルドロフスク州で、合弁生産の大型貨物機関車「2ES10(通称:グラナイト)」の試運転を実施。ローカル線車両「Desiro」につい

ガスプロム、提携拡大で欧州市場強化狙う

ロシアの国営ガス最大手ガスプロムが、欧州市場の事業基盤を強化するため、現地企業との提携拡大を検討している。同社は7月、独エネルギー大手RWEと西欧市場で火力発電合弁事業を設立することで合意し、戦略提携を発表したばかり。現

7月の石油生産は0.6%増

ロシアのエネルギー省が2日公表した7月の資源・エネルギー統計によると、7月の石油生産量は前月比0.6%増の日量1,025万8,000バレル(bpd)となった。パイプライン経由での石油の輸出量は3.1%増の409万bpdだ

丸紅、極東の資源プロジェクトでロスネフチと交渉

丸紅がオホーツク海の油田・ガス田の共同開発に向け、ロシアの国営石油会社ロスネフチと交渉を進めている。オホーツク海に面した極東マガダン州政府がこのほど明らかにした。 \ 同州政府によると、交渉のためロシアを訪れた丸紅幹部は

ロシア中銀、金利据え置き

ロシア中央銀行は月4日、政策金利であるリファイナンス金利を8.25%に据え置いたと発表した。7月の消費者物価指数上昇率(インフレ率)が予想を下回ったことや、世界経済の減速で今後、石油・ガスの需要が落ち込む恐れがあることが

ロシア、アジアなどへの穀物輸出を拡大

ロシアは先月、昨年の記録的な干ばつを受けて実施していた穀物の輸出制限措置を解除した。2日付けのブルームバーグは、同国が低価格を武器に東南アジアや中東・アフリカへの輸出拡大を図っていると伝えている。 \ モスクワに本拠を置

ロシア、北極海航路の開通目指す

北極海をおおう氷が2007年に記録された最小記録に迫る勢いで溶けている。ロシア政府は夏季に砕氷船なしで北極海を航行できるようになると見込んで、航路開発を進めたい意向だ。ただ、商業運航には流氷などの問題を解決しなければなら

鉄鋼大手MMK、新圧延設備の第1ラインが稼働

ロシア鉄鋼大手マグニトゴルスク・スティール(MMK)が本拠地マグニトゴルスクに建設している冷間圧延設備「ミル2000」の第1生産ラインがこのほど稼働した。現地紙『ベドモスチ』によると、MMKはドイツのプラントメーカーSM

独シーメンス、露パワーマシーンと戦略提携

総合電機大手の独シーメンスは7月28日、ロシアの発電機メーカー、パワーマシーンとタービン事業で合弁契約を結んだ。新興市場に注力して売り上げを伸ばす戦略に沿い、ロシアでの勢力を拡大する狙い。ロシアをはじめとする独立国家共同

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