環境

英政府、公用車へのEV導入加速・500万ポンド投資

英政府は17日、500万ポンドを投じて公用車に電気自動車(EV)を導入するプロジェクトを開始すると発表した。公共部門が率先してEVを導入することで市民の関心を高め、普及促進につなげたい考えだ。 プロジェクトではまず、中央 […]

BASF―自動車排ガス触媒工場、ポーランドで操業開始―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は18日、ポーランド西部のシロダ・シロンスカで自動車排ガス用触媒工場の竣工式を行った。欧州排ガス規制の強化に伴う需要拡大に対応。今後も同工場で新生産ライン数を増設し、欧州で

世界初の「アクティブハウス」登場き、お隣さんの分も発電

自然エネルギーを使い、自宅で消費する電力の2倍の電力を供給できる世界初のスマートエネルギーハウス(「アクティブハウス」)がこのほど、シュツットガルトで公開された。「B10」と名付けられた同実験住宅はシュツットガルト大学と

高圧送電線の敷設、昨年は100キロに届かず

ドイツ国内で昨年敷設された高圧送電線の距離は計97キロメートルにとどまったことが、野党・緑の党の議員質問に対する政府回答で分かった。同国が取り組む再生可能エネルギーの普及加速政策(エネルギー転換政策)を成功させるには高圧

チョコメーカーが自家栽培へ

独チョコレート大手のリッター・スポーツが中米ニカラグアでカカオ農園を開設する。アジアを中心とするカカオ需要の拡大を受けて安定確保が将来的に危ぶまれる懸念があるため。同業のバリーカレボー(スイス)やフェレロ(イタリア)も原

プラハ、低排出ゾーン設置へ

チェコの首都プラハで、市中心部への乗用車の乗り入れを制限もしくは禁止する低排出ゾーン(LEZ)の設置に向けた手続きが進んでいる。プラハ市議会の代表は先ごろ、環境省との間でLEZの設置に関する合意書を交わした。チェコでこう

プラハ、低排出ゾーン設置へ

チェコの首都プラハで、市中心部への乗用車の乗り入れを制限もしくは禁止する低排出ゾーン(LEZ)の設置に向けた手続きが進んでいる。プラハ市議会の代表は先ごろ、環境省との間でLEZの設置に関する合意書を交わした。チェコでこの

再可エネ電力助成策で政府が欧州委と合意

欧州連合(EU)欧州委員会のホアキン・アルムニア副委員長(競争政策担当)は9日、ドイツの再生可能エネルギー法(EEG)をめぐる同国政府との対立が解消されたと発表した。EEGの現行法と改正案がEU競争法に一部抵触すると批判

洋上風力発電パークで技術トラブル、3カ月以上稼働できず

度重なる計画の変更や遅延の末、昨年8月末にようやく完成した洋上ウィンドパーク「バード・オフショア1(Bard Offshre 1)」が、ここ3カ月以上、運転できない状態となっている。技術的なトラブルが原因であるものの、障

環境関連製品の関税引き下げ、日米などと交渉開始

世界貿易機関(WTO)加盟国のうちEU、日本、米国など14カ国・地域は8日、「グリーングッズ」と呼ばれる環境関連製品の貿易自由化に向けた交渉を開始した。地球温暖化など環境対策の重要性が高まるなか、関税の引き下げや非関税障

SKF、中国の東方電気新能源設備から受注獲得

スウェーデンのベアリング大手SKFは7日、中国の大手風力タービンメーカー、東方電気新能源設備(DENEE)から受注を獲得したと発表した。DENEEが初めて海外で受注した風力タービン向けにベアリングを供給する。 DENEE

フラッキングは当面禁止へ、環境相と経済相が合意

ドイツのバルバラ・ヘンドリックス連邦環境相とジグマール・ガブリエル連邦経済相は4日、フラッキング技術を用いた天然ガス、石油の商業採掘を少なくとも2021年まで禁止することで合意した。今後、関連省庁間の調整と州や業界団体の

公営の公益会社が経営破たん、全国で初めて

チューリンゲン州中部ゲーラ市(人口10万人)の市営公益事業者シュタットヴェルケ・ゲーラ(Stadtwerke Gera)はこのほど、ゲーラ区裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。自治体系公益企業の経営破たんは全国で初め

仏アルストム、ポーランドで風力タービンを初受注

仏重電大手アルストムは6月27日、ポーランドの再生可能エネルギー企業PGEエネルギア・オドナビアルナ(PGE EO)から風力タービンを受注したと発表した。PGE EOが北部コパニエボで手がける風力発電プロジェクト「ロトニ

7月1日付の法令改正

【公的年金】 ・支給額引き上げ。西部地区で1.67%、東部地区で2.53% ・1991年以前に生まれた子供の養育のために仕事ができなかった親(主に女性)の公的年金受給額を上乗せ。子供1人につき西部地区で月28.61ユーロ

メルク―液晶窓開発のピーア+を完全買収―

化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は6月30日、液晶窓の開発を手がける蘭子会社ピーア+(Peer+)の資本30%を取得し、7月1日付で完全子会社化すると発表した。液晶の新たな用途を開拓する戦略に沿った措置。取引金額は

大西洋北東部で漁業資源が回復、地中海では乱獲が深刻化

欧州委員会は26日、EU海域における2015年の漁獲可能量(TAC)および国別漁獲割当を決定するための土台となる年次報告書を公表した。大西洋北東部では漁業資源が回復傾向にあるものの、地中海では乱獲による個体数の減少が続い

EnBW―評価損15億ユーロ計上へ、電力価格下落で―

独電力大手のEnBW(カールスルーエ)は24日、2014年6月中間期決算で、評価損15億ユーロを計上する見通しを明らかにした。電力価格の低下を背景に発電所の稼働率が低下しているうえ、状況改善の見通しも立たないため、発電所

太陽電池の新設能力、1-5月期は45%減少

独ソーラー業界団体BSW Solarが連邦ネットワーク庁の未公開データをもとに19日発表したところによると、今年1~5月にドイツ国内で新設された太陽電池の発電能力は約818メガワットにとどまり、前年同期を45%下回った。

BMW―中国合弁、初のEVを市場投入―

BMWが中国・華晨中国汽車(Brilliance)と共同で立ち上げた電気自動車(EV)ブランド「之諾(Zinoro)」の初のモデル「Zinoro 1E」が近日中に市場投入される。同車はBMWの「X1」をベースに開発された

高級車メーカーが新コンセプトで顧客掘り起こし

独高級車メーカーが「出会い」「体感」「ブランド発信」といったこれまでにないコンセプトのショールームで、新たな顧客層の掘り起しに力を入れている。アウディはクルマを買う前に様々な技術でバーチャルな乗車体験ができる「アウディ・

社用車をエコカーに、導入企業が増加

社用車に低公害車(エコカー)を導入する企業が増えている。フォルクスワーゲン(VW)傘下の法人向け自動車リース・フリート管理会社VWリーシングでは、同社が管理する約100万台の社用車のうち、走行1キロメートル当たりの二酸化

軽商用EV車開発プロジェクト、試作車を発表

市街地のモビリティ・ニーズにマッチするEV商用バンの開発を目指す欧州産学プロジェクト「Deliver」は、マーストリヒトで開催されたFISITA国際会議(2~4日)で試作車を初披露した。未来的かつ斬新なデザインを採用。同

Senvion SE―親会社Suzlonが株式の部分放出検討―

独風力発電設備大手Senvion(旧Repower、ハンブルク)の株式が市場に放出される可能性が出ている。経営不振が続く親会社の印Suzlonが資金調達目的で保有株の部分売却を検討しているためだ。Suzlonのキルティ・

太陽電池製造装置業界に光、2年ぶり増収に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した国内太陽電池製造装置業界(部品を含む)の2014年第1四半期の売上高は前年同期を18%以上、上回り、2年ぶりに増加へと転じた。主力市場のアジアのほか、中東・北アフリカ(MENA

東芝、ブルガリア原発への戦略投資を取りやめ

東芝はこのほど、ブルガリア・コズロドゥイ原子力発電所の新炉建設計画に対する戦略投資を取りやめた。ブルガリア政府の4日発表によると、その他の合意条項は効力を失っておらず、東芝子会社であるウエスチングハウスの原子炉を採用する

太陽光パネルの独ハンファQセルズ、トルコに支社設立

韓国ハンファ・グループ傘下の独太陽光パネルメーカー、ハンファQセルズは先ごろ、トルコに支社を設立した。急成長が見込まれる同国の太陽光発電市場でシェア獲得を目指す。 韓国英字紙『コリア・ヘアルド』によると、ハンファ・グルー

温効ガス削減目標、12年時点で「ほぼ達成」

欧州環境庁(EEA)が3日公表したリポートによると、EU域内における2012年の温室効果ガス排出量(確定値)は基準年の1990年比で19.2%減となり、EUが公約している20年までに温室効果ガスを少なくとも20%削減する

ロンドン、渋滞税引き上げ・16日から11.5ポンドに

ロンドン交通局は5月28日、6月16日から渋滞税を現行の1日あたり10ポンドから11.5ポンドに引き上げると発表した。渋滞税の引き上げは2011年以来3年ぶり。 フリートカスタマーおよび自動引き落としシステム「オートペイ

大洪水の損害額28億~33億ユーロに=EBRD試算

欧州復興開発銀行(EBRD)は5月29日、セルビアおよびボスニア・ヘルツェゴビナを襲った気象観測史上最悪の洪水による被害額が、大まかに見積もって28億~33億ユーロに上るとの試算結果を明らかにした。両国経済で比重の大きい

Lichtblick SE―VW製小型コジェネの販売停止―

独立系の再生可能エネルギー事業者である独Lichtblick(ハンブルク)は5月28日、自動車大手Volkswagen(VW)が製造する小型熱電併給システム(コジェネ)の販売を停止すると発表した。VWが契約に違反したため

5月の乗用車新車登録5.2%増に、社用車がけん引

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した2014年5月の乗用車新車登録台数は27万4,804台となり、前年同月を5.2%上回った。増加は2カ月ぶり。自家用車は5.0%減と振るわなかったものの、全体の6割以上を占める社用車

再可エネ助成分担金、来年は初の低下見通し

再生可能エネルギー電力を助成する目的で消費者などの需要家から徴収する分担金の額が来年、初めて低下する見通しだ。独応用エコロジー研究所が5月27日に明らかにしたもので、風力・太陽光発電の量が今夏に急増しない限り、1キロワッ

レプソルの大型油田開発、スペイン政府が認可

スペイン政府は5月30日、同国石油大手レプソルがカナリア諸島沖で油田開発を開始することを認可したと発表した。スペイン最大級の油田開発となる同プロジェクトは環境上の問題で凍結状態にあったが、ようやく始動にこぎつけた。 レプ

稼働足踏みの洋上風力パークに光、変電所来月から設置へ

送電インフラの整備の遅れが原因で未稼働状態が続く北海・シルト島沖の洋上風力発電パークSylwin1にようやく薄日が差してきた。同発電所の海底送電線・変電プラットフォーム設置を担当する電機大手のシーメンスは来月半ばにもSy

火力・原子力発電が減少、第1四半期-5.4%に

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は22日、国内にある火力・原子力発電所の今年第1四半期の発電量が大きく減少したと発表した。再生可能エネルギーを優先する国の政策が響いた格好。国内電力消費量に占める再可エネ電力の割合は

地域電力事業者が従来型発電から全面撤退へ

独西部の地域エネルギー事業者である南ヴェストファーレン・エネルギー・水道会社(ENERVIE)は23日、従来型発電事業からの全面撤退計画を明らかにした。国の再生可能エネルギー強化政策のしわ寄せで、火力をはじめとする従来型

スウェーデンが欧州委を提訴、環境ホルモンの基準策定遅延で

スウェーデン政府は、内分泌かく乱化学物質に関する基準策定が遅れているとして、欧州員会を欧州司法裁判所に提訴する。同国のエク環境相が22日、明らかにした。 内分泌かく乱化学物質は、環境中に存在する化学物質のうち、生体にホル

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